テーラーメイドから発売のBRNR miniドライバー。
ミニドライバーの需要が伸びつつあるかな、性能や用途への戸惑いも入り混じる話題作です。
ヘッドスピード50m/s超のゴルファーが、実際に試打してみて、性能や実用性について評価した内容が興味深かったので取り上げます。
BRNR miniドライバーをヘッドスピード50m/s超で試打した動画
こちらが、BRNR miniドライバーをヘッドスピード50m/s超で試打している動画です。
ティーの高さを変えたり、直ドラしたり、色々な角度で試打して、性能や実用性について評価されています。
動画の内容を踏まえつつ、特に注目したいポイント3点を以下にまとめました。
ポイント① 300miniよりフェアウェイウッドに近い
テーラーメイドのミニドライバーは、2年サイクルで発売していまして、前回は2021年の300 miniドライバーです。
それと比べると、BRNR miniの方がヘッドがシャローで、フェアウェイウッドに近い形状をしています。
弾道は、シャローとツイストフェースの効果によってか、曲がりにくく、安定感があるとのことです。
ドライバーよりも3番の方が得意と言う方は、飛距離はやや落ちるものの、ティーショットとして活用するとスコアも安定しそうです。
ポイント② 飛距離を出したいなら、300 miniドライバー
ヘッド体積は、300 miniが307cc、BRNR miniが304ccで、僅かに3ccの違いとなっています。
ただ、300 miniの方がヘッドに厚みがあって、ドライバーライクな形状をしています。
ディープなためか、スピン量については300 miniの方が低スピンで、飛距離は300 miniの方が出ると評価されています。
苦手な大型ヘッドのドライバーの代わりに使うという方で、出来る限り飛距離ロスを抑えたいという方は、300 miniドライバーの方が良い結果が出る可能性があります。
なお、BRNR miniドライバーの方は、逆にスピンがそこそこ入る分、安定感があるとのことなので、左右のブレを抑えたいという方の場合は、BRNR miniドライバーの方が弾道が安定しそうです。
ポイント③ 使う合面は限られる!?
さて、ミニドライバーは、ドライバーよりやさしそうな点、ヘッドを操れそうな点など、注目のギアであることには間違いありません。
ただ、ドライバーと3番ウッドが近しいクラブとしてある中で、ミニドライバーをどのような用途で用いるかは、悩ましいところではあります。
ここで、ミニドライバーの使い方として、想定されるケースを幾つかまとめましたので、ご自分のゴルフスタイルに採用の余地があるか、参考にしてみてください。
- 大型ヘッドが苦手で、完全にドライバーの代わり(飛距離と安定性のトレードオフ)
- ドライバーのロフトを立てていて、3番との広がり過ぎた飛距離差を埋めるため
- 二刀流のドライバーで、リンクスなどで風の影響を避けるための低弾道用ギア
1番目はドライバーとして、2番目・3番目はドライバーの二本差しです。
実用性の高さとしては、2番目・3番目辺りではないかと思いますので、主に上級者、ヘッドスピードが速いゴルファーに好まれそうです。
なお、ミニドライバーを追加で入れる場合は、既存の14本の中から1本を外すことになりますので、その辺りも含めた総合判断になるかと思います。
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