ヘッドスピード50m/s台のハードヒッターが、2022年上半期のドライバーを3本厳選している動画が「クラブ試打 三者三様」にて公開されています。
思い切り叩きたい方、ヘッドスピードが速い方には興味深い内容でしたので、取り上げます。
2022年上半期のベストドライバー3本を、ヘッドスピード50m/s台のハードヒッターが厳選した動画
こちらがヘッドスピード50m/s台のゴルファーが、2022年上半期のドライバー BEST3を厳選している動画です。
試打・厳選しているのは、GDOの試打企画でお馴染みに万振りマンさんです。
毎年、上半期は外ブラとも呼ばれる海外メーカーのニューモデルが続々とリリースされます。
海外メーカーのドライバーは、低スピンモデルが多く、味付けも濃いため、ハードヒッターには注目のモデルが多く出揃います。
試打ユーチューバーはかなり増えていますが、50m/s台を楽々出せる方は少ないため、ハードヒッターにとっては、とても参考になる内容です。
第1位 キャロウェイ ローグST MAX LSドライバー
<万振りマンさんの評価>
- シャフトにゴールドのライン、ヘッドも艶消しブラックにゴールドのラインで、高級感があるデザイン。
- 程よくつかまって、強い球が出る。
- 打音が静かなのが良い。
キャロウェイのローグSTシリーズには、トリプルダイアモンドのLSが限定発売されていますが、限定モデルは対象に含めていないようです。
「MAX」で「LS」という、従来までは対極にありそうな特徴でしたが、低スピンモデルに程よく寛容性が備わっているため、対象ゴルファーが限定されない良さがあります。
飛距離 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | 構えやすさ | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.0 | 4.5 | 4.4 |
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第2位 テーラーメイド ステルスドライバー
<万振りマンさんの評価>
- 曲がりが少ない。
- チタンフェースにはない、カーボン特有の弾けるような音。オシャレな音。
- つかまりも良い。
- 弾き系のシャフトと合わせたい。
ステルスシリーズの低スピンタイプと言えば、ステルスPLUSとなりそうですが、万振りマンさんが選ばれたのはステルスドライバーの方です。
ステルスPLUSよりもシャローで、扱いやすいものの、純正シャフトのままだと吹ける懸念があるため、シャフト選択が鍵となりそうです。
飛距離 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | 構えやすさ | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
4.0 | 4.5 | 4.5 | 4.0 | 4.5 | 4.3 |
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第3位 テーラーメイド ステルスPLUSドライバー
<万振りマンさんの評価>
- ヘッドバランスが効いてる。
- 打音が高すぎない。
- カーボンヘッドのカーンと言う音ではなく、スパーンという音。
- 球が強い。
ステルスドライバーより下になりましたが、低スピンタイプのステルスPLUSドライバーはやはり外されません。
飛距離性能に関しては、唯一の5.0満点で、とにかく飛距離を求める方には刺激的なドライバーです。
一方で、基本フェードバイアスと言われるテーラーメイドで、ステルスはSIM2より難しいと感じる方が多いため、使いこなすには、しっかり自分でつかまえて浮かせきれる技量が求められます。
飛距離 | 操作性 | 寛容性 | 打感 | 構えやすさ | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
5.0 | 3.5 | 4.0 | 4.5 | 4.0 | 4.2 |
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まとめ
2022年上半期で、ヘッドスピード50m/s台のハードヒッターが厳選したドライバー3本を取り上げました。
市場では、コブラのKING LTDx LSドライバーの評価がとても高いため、こちらが入ってくるかと思いましたが、テーラーメイドが2本、キャロウェイが1本という内容でした。
ステルスかローグST、どちらが良いかは悩みどころとなりそうです。