コブラゴルフのLTDxシリーズのドライバーは、ツアーレングスというバージョンが発売されています。
玄人向け感のあるコブラゴルフで、さらにツアーレングスというバージョンは、上級者には気になるモデルではないでしょうか?
LTDxのLSのツアーレングスを、ゴルフライターのコヤマカズヒロ氏が購入して、詳しく解説している動画がアップされています。
ノーマルバージョンとの違いなども解説されていて、なかなか興味深い内容なので、詳しく取り上げます。
LTDx LS ツアーレングス ドライバーをゴルフライターが解説している動画
こちらの動画では、試打ラボしだるTVなどでお馴染みのゴルフライターのコヤマカズヒロ氏が、実際にLTDx LSドライバーのツアーレングスを購入して使ってみた話をされています。
LTDxシリーズ全般の話を、これまでのコブラの歴史も踏まえて語られていて、特に、購入したツアーレングスのLTDx LSドライバーについて詳しく語られています。
LTDxシリーズ全般、または、ツアーレングスに興味がある方にとっては、とても参考になる内容になっています。
特に注目したいポイントについて、以下に4点ほど抜粋してまとめましたが、お時間がある方は、20分強の内容となっていますので、ゆっくりご覧頂ければと思います。
ポイント1:長さだけでなく、ウェイトも異なる
ツアーレングスの方は、単にクラブ長さが異なっているだけと捉えている方もいるかもしれません。
しかし、実際に異なる点は、クラブ長さだけではなく、装着されているウェイトの重量も異なっています。
まず、クラブ長さについては、通常が45.5インチのところ、ツアーレングスでは44.5インチとなっています。
ツアーレングスは、リッキー・ファウラーの短尺仕様を参考にしていて、より正確なショットを放ちやすくなっています。
そして、ウェイトについては、モデルにより個数が異なりますが、いずれも重量が重くなっています。
本記事で取り上げているLSタイプでは、ウェイトが2個搭載されていまして、10gは14g、3gは6gに重量アップしています。
これは、MAXタイプでも同じですし、ウェイトが1つのLTDx(スタンダード)では10gが14gとなっています。
シャフトが短い分、ヘッドを重くしないと、クラブ全体重量、クラブ全体の重心設計(バランス)が軽めになってしまいますので、その補正的な意味合いで、長さに合わせた最適ウェイト重量に調整しているのだと思います。
ポイント2:ウェイト調整効果が大きい!?
LTDx LSは、ウェイトがソール前方の左右に1つずつありまして、重量が異なりますので、これを入れ替えることにより、つかまり度合いを変えることができます。
ツアーレングスでは、10g→14g、3g→6gとアップしていまして、2個のウェイトの重量差も7g(10g-3g)→8g(14g→5g)と、1gアップしています。
そのため、ウェイトを入れ替えた時の左右方向の重心変更の度合いも、大きくなると考えられます。
ポイント3:ロフト角は一つ上げた方が良い!?
LTDx LSではソール前方にウェイトがありますので、浅重心設計になっています。
ツアーレングスでは、このウェイトが重くなっていますので、更に浅重心となります。
重心が浅くなることで、打ち出しが低く、スピン量が少なくなりますので、球が上り難くなる傾向があります。
ツアーレングスを購入される場合は、ロフト角を一段上げるか、または、上のスペックが無い場合は、可変スリーブでロフトを大きくする等で、重心の違いに対応することをオススメします。
ちなみに、LTDxシリーズのドライバーは、最大で±1.5°のロフト角調整が可能となっています。
ポイント4:日本モデルでは提供が無い
ツアーレングスのバージョンは、日本モデルでは取り扱いがなく、USモデルでの提供となります。
入手される場合は、USモデルの取り扱いがあるショップにて購入する形となります。
最近では、USモデルを取り扱う日本の小売りが増えていて、楽天やAmazonでも出品されているモデルも増えています。