キャロウェイのパラダイム ◆◆◆Sドライバー。
数量限定で発売のツアー支給モデルです。
主な特徴、ノーマル◆◆◆との比較など、購入する前に把握しておきたい３つのポイントをまとめました。
パラダイム ◆◆◆Sドライバー
キャロウェイからパラダイムのツアー支給モデルが数量限定で発売となりました。
リリースされるのは、ドライバー2種、フェアウェイウッド2種です。
- パラダイム ◆◆◆Sドライバー
- パラダイム ツアードライバー
- パラダイム ◆◆◆ツアーフェアウェイ
- パラダイム ◆◆◆Tフェアウェイ
この中で最注目は、パラダイム ◆◆◆Sドライバーではないでしょうか？
石川遼、西村優菜らが使用するモデルで、小ぶりなヘッドが好きな上級者には垂涎ものです。
ポイント①：420ccの超小ぶりヘッド
パラダイム ◆◆◆Sドライバーを一言で表現すると、「◆◆◆がもっとコンパクトになった」ドライバーです。
プロパーモデルのパラダイム◆◆◆ドライバーも450ccで小ぶりですが、それよりも30cc小ぶりにした420ccのヘッドになっています。
MAVRIKシリーズのの時には、MAVRIK 440という小ぶりなヘッドを石川遼が使用していましたが、こちらのパラダイム ◆◆◆Sも石川遼が使用しています。
ヘッド形状はフェース高がしっかりとられたディープフェースで、420ccと言う体積だけでなく、形状も洋ナシ型の小ぶりに仕上がっています。
小ぶりなだけでなく、ソール前方には浅重心のためのウェイトも搭載されていますので、ヘッドを機敏に動かして弾道の操作性を求める方に適しています。
ポイント②：ウェイト重量も変えてある
パラダイム ◆◆◆Sドライバーは、ノーマルな◆◆◆と同じくソールの前方・後方にウェイトを１つずつ搭載しています。
| モデル | ノーマル◆◆◆ | ◆◆◆S |
|---|---|---|
| 前方ウェイ | 2g | 4g |
| 後方ウェイト | 14g | 12g |
| 重量差 | △12g | △8g |
ただ、◆◆◆Sではウェイト重量を変えていて、前方を2g重い4g、後方を2g軽い12gにしてあります。
デフォルトの状態では、ヘッドの小ぶりさに加えて、前側が重たくなっていますので、低スピン効果が高められてあります。
また、重心深度も浅くなりますので、ヘッドをグリグリ動かしたい方にも適した重量配分となっています。
なお、前後のウェイトを入れ替えにより弾道切替が可能ですが、前後のウェイトの重量差は、ノーマル◆◆◆の12gから8gに小さくなっています。
ポイント③：クラブ長さは0.5インチ短尺
ロフト角とライ角は、パラダイム ◆◆◆Sドライバーとノーマルなパラダイム ◆◆◆ドライバーで、ロフト角8.0が無い点を除いて同じです。
スペック面では、ヘッド体積に加えて、クラブ長さに違いがあります。
ノーマルなパラダイム ◆◆◆ドライバーでは45.5インチが採用されていますが、パラダイム ◆◆◆Sドライバーは0.5インチも短尺の45.0インチとなっています。
クラブ長さが短くなることで、回転半径の大きさによるヘッドスピードの速さに対してはネガティブ要素となりますが、スイングの精度・振りやすさが向上することで、ミート率が上がりやすくなります。
前側ウェイトを重たくすることで、強いインパクトになり、ミート率が高まることで、インパクトを効率的にボールスピードに転換されます。
正確なスイング × 分厚い当たり ＝ 飛距離アップ を目指す方にオススメ！
まとめ
パラダイムのツアー支給モデルの１つ、パラダイム ◆◆◆Sドライバーについて取り上げました。
420ccという小ぶりなモデルは、操作性を重視する上級者の方に注目のモデルです。
最近の小ぶりなヘッドというと、PINGNのG430 LSTドライバーの440cc、タイトリストのTSR4ドライバーの430ccがあります。
しかし、パラダイム ◆◆◆Sドライバーはそれをも凌ぐ小ぶりで、コンパクトなドライバーを好む方には、是非試してもらいたいモデルです。
