PINGのiシリーズから注目のニューモデル、i525アイアンが発売されています。
i500アイアンの後継に当たる機種で、操作性がありながら、飛距離性能も兼ね備えていて、相反しがちな要素を取り入れた面白い位置づけのアイアンです。
i525アイアンを、ヘッドスピードが40m/s未満での試打者として、女子プロゴルファーの西川みさとがじっくり打たれている動画が興味深い内容でしたので取り上げます
i525アイアンの試打・評価の動画
こちらがPINGのi525アイアンを西川みさとプロが試打して、感想を述べられている動画です。
クラブは7番アイアンで、シャフトはNSプロ850GH neoのSです。
アイアンは、ヘッドスピードによってスピン量や打ち出し角度が変わりますので、40m/sぐらいのヘッドスピードの方にはとても参考になる内容です。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
打ちやすい
西川みさとプロは、度々「打ちやすい」と感想を述べられていて、かなり相性が良いようです。
打ちやすく感じる理由について、「高さが出てるから、その分止まりやすい。」「飛んでるだろうけど、ぐいぐいさがそんなにない。」と述べられています。
実際、i525アイアンは7番アイアンのロフト角が29°で、アスリート向けのiシリーズでありながら、30°をきったロフトで、飛距離性能を高く設定してあります。
それでいて、ヘッドがコンパクトなので、構えやすく、操作性があります。
P790アイアンより良い
テーラーメイドのP790アイアンと、位置づけ的には似ているそうです。
そして、どちらが良いかについては、P790アイアンの方は、打音がパチンとしていたが、i525アイアンはパチンとせず、それでいて飛距離が出るため、i525アイアンの方が良いそうです。
飛距離は欲しいけど、ディスタンス系の前へ前への飛びの場合、やはり球が止まりにくく、アイアンとしての使いにくさがネックとなります。
打感が硬くなく、調度良い
i525アイアンに興味があったという西川プロ。全般的に打ちやすいと評価されています。
そして、打感について、硬くなくて調度良いと述べられています。
構造自体は、中空で、中に制振材のようなものが入っているわけではありません。それでも、前作のi500アイアンと比べると、打感は少し軟らかくなっているようです。