ステルスアイアンの特徴
テーラーメイドから2022年に発売のステルスアイアン。
昨年までのSIMシリーズやSIM2シリーズでは、MAXとMAX OSの2タイプがありましたが、今回のステルスシリーズではステルスアイアン1機種となっています。
テーラーメイドでは、Pシリーズという中級者~上級者向けのアイアンが充実していますが、アベレージゴルファー向けとしては選択肢が狭まった形となります。
ロフト角は7番28°となっていますので、最近の飛び系アイアンとしては、そこまでフェースが立っている方ではありません。
飛距離性能がありつつ、球の上がりやすさも少し持たせたスペックとなっています。
なお、従来モデルのSIM2 MAXアイアンでは28.5°、SIM2 MAX OSアイアンでは25.5°でしたので、ステルスアイアンはSIM2 MAXアイアンの後継と捉えて良いでしょう。
最大の特徴は、バックフェースに搭載されているトウラップテクノロジーです。バックフェースに採用されているキャップバック・デザインは、トゥ側の側面にまで及んだ特殊な形状となっています。
ヘッドの外周部のトゥ側の一部を削り取ったような形状になっていて、これまでにない手法でヘッドの軽量化がなされています。
ネックはグースが入っていて、つかまりの良さ、安心感が感じられる形状です。
SIM2 MAXアイアンよりも、ややグースが抑えられたようにも見えますが、USテーラーメイドで公開されているオフセットを見る限りは、1mmだけSIM2 MAXの方が大きいだけで、あまり差はありません。
ステルスアイアンの発売日
ステルスアイアンの発売日は、2022年4月です。
ステルスアイアンの発売価格
TENSEI RED TM60 (’22)
- 5本セット(#6~PW):¥126,500 (本体価格 ¥115,000)
- 単品(#5, AW, SW):¥25,300 (本体価格 ¥23,000)
KBS MAX MT85 JP
- 5本セット(#6~PW):¥110,000 (本体価格 ¥100,000)
- 単品(#5, AW, SW):¥22,000 (本体価格 ¥20,000)
ステルスアイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
#5 | 21 | 62 | 38.5 |
#6 | 24 | 62.5 | 37.875 |
#7 | 28 | 63 | 37.25 |
#8 | 32 | 63.5 | 36.75 |
#9 | 37 | 64 | 36.25 |
PW | 43 | 64.5 | 35.75 |
AW | 49 | 64.5 | 35.5 |
SW | 54 | 64.5 | 35.25 |
ステルスアイアンのシャフト
TENSEI RED TM60 (’22)
フレックス | シャフト重量 | トルク | キックポイント |
---|---|---|---|
S | 約68g | 2.9 | 中 |
R | 約61g | 3.1 | 中 |
KBS MAX MT85 JP
フレックス | シャフト重量 | トルク | キックポイント |
---|---|---|---|
S | 約109g | 1.8 | 先中 |
R | 約109g | 1.9 | 先中 |