キャロウェイのパラダイム ツアードライバー。
数量限定で発売のツアー支給モデルです。
主な特徴、ノーマルなパラダイムドライバーとの比較など、購入する前に把握しておきたい3つのポイントをまとめました。
パラダイム ツアードライバー
キャロウェイからパラダイムのツアー支給モデルが数量限定で発売となりました。
リリースされるのは、ドライバー2種、フェアウェイウッド2種です。
- パラダイム ◆◆◆Sドライバー
- パラダイム ツアードライバー
- パラダイム ◆◆◆ツアーフェアウェイ
- パラダイム ◆◆◆Tフェアウェイ
◆◆◆Sは◆◆◆がベースになっているのに対して、ツアーはノーマルパラダイムをベースにしています。
ポイント①:パラダイムノーマルを浅重心にしたヘッド
※左がパラダイム(ノーマル)、右がパラダイムツアー
パラダイム ツアードライバーを一言で表現すると、「ノーマルなパラダイムが浅重心になった」ドライバーです。
プロパーモデルのパラダイムドライバーは、ソール後方にのみペリメーター・ウェイト(スライダー式ウェイト)が搭載されていますが、パラダイムツアードライバーはそれに加えて、ソール前方に2gのスクリューウェイトが装着されています。
前側にウェイトがありますので、前側に重心を寄せる効果があり、低スピン効果が高まります。
ヘッド体積は455ccで、ノーマルなパラダイムと比べると5cc小さくなっていますが、同時にリリースされているパラダイム ◆◆◆Sドライバーは420ccとかなり小ぶりです。
低スピンは求めるものの、安心感・寛容性は残したいという方は、パラダイム ツアードライバーの方が適しています。
ポイント②:ウェイト重量も変えてある
パラダイム ツアードライバーは、ノーマルなパラダイムと比べると、ウェイトの数、重量に違いを持たせてあります。
モデル | パラダイム(ノーマル) | パラダイム ツアー |
---|---|---|
前方ウェイ | - | 2g |
後方ウェイト | 13.5g | 15g |
前方にスクリューウェイトが追加されているのは前述の通りですが、後方のペリメーター・ウェイトも1.5g重量を上げてあります。
これにより、スライダーによる弾道調整効果が高まる可能性も考えられますが、前方ウェイトも含めると、ヘッドのウェイト総重量が13.5gから17gに上がっています。
浅重心に加えて、ウェイト総重量のアップにより、分厚いインパクトで強い弾道が出やすくなっています。
ポイント③:クラブ長さは0.5インチ短尺
ロフト角とライ角は、パラダイム ツアードライバーとノーマルなパラダイム ドライバーで、ロフト角12.0°が無い点を除いて同じです。
スペック面では、ヘッド体積に加えて、クラブ長さに違いがあります。
ノーマルなパラダイム ドライバーでは45.5インチが採用されていますが、パラダイム ツアードライバーは0.5インチも短尺の45.0インチとなっています。
クラブ長さが短くなることで、回転半径の大きさによるヘッドスピードの速さに対してはネガティブ要素となりますが、スイングの精度・振りやすさが向上することで、ミート率が上がりやすくなります。
前側ウェイトの追加、そして、ウェイト総重量を上げることで、強いインパクトになり、ミート率が高まることで、インパクトエネルギーが効率的にボールスピードに転換されます。

正確なスイング × 分厚い当たり = 飛距離アップ を目指す方にオススメ!
まとめ
パラダイムのツアー支給モデルの1つ、パラダイム ツアードライバーについて取り上げました。
パラダイム ◆◆◆Sドライバーが420ccという小ぶりなヘッドなのに対して、パラダイムツアードライバーは455ccというヘッドの大きさが対照的です。
ノーマルなパラダイムよりも低スピンで強い弾道を求めつつも、一定のやさしさは残しておきたい、クラブに助けてもらいたい、そういった方に適しています。

