2024年のドライバーの中でヘッドスピードが40~43m/sのプロが評価したモデルについて、試打ラボしだるTVにて2本紹介されています。
厳選された2本のドライバーの特徴などを交えて取り上げましたので、このヘッドスピード帯が当てはまる方は、是非、今後のドライバー選びの参考にしてみてください。
ヘッドスピード 40~43m/sのプロによる厳選ドライバー2本を紹介している動画
こちらが2024年のドライバーからヘッドスピード40~43m/sのプロが厳選したドライバー2本を紹介している動画です。
ヘッドスピードが40~43m/sというと、アマチュアの中でも該当する方が多いと思いますので、まさにど真ん中のモデルです。
ドライバーを厳選したのは、2024年から試打者として試打ラボしだるTVに試打者として参加されている山田泰士プロです。
動画では過去の試打を交えながら、それぞれのドライバーの評価・解説もされています。ちなみに、スリクソンの方を優勝、PRGRの方を準優勝として紹介されています。
スリクソン ZXi LSドライバー
特徴・評価
LSと名が付いていますが、ZXiシリーズの中で最もアスリート向けということではありません。
ZX5 MKⅡ LSドライバーの後継モデルで、寛容性のある「5」のモデルの低スピンタイプで、寛容性と強弾道が備わった珍しい位置付けのドライバーです。
低スピンへの拘りはなく、LSは普段打たないが、4機種の中で弾道の感じが適正だった。
飛ぶ感じがする。
アベレージゴルファーとしては、ついついZXi MAXドライバー(ZX5 MKⅡの後継)を選びたくなるところですが、MAXは高MOIで後ろが重たいためか、つかまりがあまり良くありません。
打ち出しの高さはありますが、ZXi LSはデフォルトで前が重いウェイトになっていますので、これを後ろにするとスピン量とMOIを増やすことができます。
アベレージゴルファー~中級者の方にとっては、ZXiシリーズの中でZXi LSドライバーが最も扱いやすいと感じられる方が多いと思います。
低スピン(LS)だからと言って端から対象外とせず、是非、試打に含めて頂きたいモデルです。
スペック
- ロフト角:9、10.5°
- ライ角:59°
- 長さ:45.75インチ
- ヘッド体積:460cc
PRGR RSX MAXドライバー
特徴・評価
RSシリーズは最初の頃に反発係数で騒動がありましたが、ギリギリの開発が根気強く続けられていて、遂に7代目まで来ました。
7代目はRSXシリーズと名付けられていて、ドライバーはRS F、RS、RS MAXの3タイプになっています。
前作ではRS Dというドローモデルがありましたが、この立ち位置のモデルはテーラーメイドと同様にD(ドロー)からMAX(高MOI)に変わりました。
いきなりコースで打って、ちゃんと行くので良いのだろうと思う。それだけ違和感が無いということ。
とにかく曲がらない。慣性モーメントが大きい系の振り辛さとか、(ヘッド後方が)落ちて開いてしまう感じが一切ない。
大きな特徴は、アスリート向けブランドのドライバーながらも横方向の慣性モーメントが5000g・cm2を超えていて、直進性にとても優れています。
ドロー効果は、ニュートラルなRSドライバーの方がありますので、右へのミスが出やすい方は、MAXではなくニュートラルの方が適しています。
スペック
- ロフト角:9.5°、10.5°
- ライ角:58°
- フェース角:-0.5°
- 長さ:45.5インチ
- ヘッド体積:460cc
- シャフト:TENSEI FOR PRGR(S、SR)、Diamana FOR PRGR(S、SR、R)
