キャロウェイのローグSTシリーズのドライバーは、4機種発売されていて、幅広いゴルファーに対応しています。
日本では4機種全てがMAXタイプですが、USではツアープロ仕様の超低スピンタイプ、ローグST ◆◆◆トリプルダイアモンド LSドライバーが市販されています。
日本でもこのモデルが上級者・ハードヒッターに注目されていて、ゴルフYouTuberの大地プロも実際に購入されています。そして、「エースドライバーが見つかった」という動画をアップされていて、興味深い内容でしたので取り上げます。
ローグST ◆◆◆トリプルダイアモンド LSドライバーをエースドライバーに!という動画
こちらが、DaichiゴルフTVの大地プロにて、ローグST ◆◆◆LSドライバーについて、試打しながら解説されている動画です。
フェアウェイゴルフUSAにて購入して、実際にラウンドでも使用された感想・評価を述べられています。
動画の中で、特に注目したいポイントが3つありましたので、以下にまとめました。十分お時間のある方は、動画をご覧頂いて、ご自分なりに感じて頂ければと思います。
ポイント①:ヘッドがかなり小ぶりで、低く打てる
大地プロは、ローグST MAXドライバーもべた褒めされていますが、トリプルダイアモンドLSはさらに高く評価されています。
トリプルダイアモンドLSとMAXの大きな違いとして挙げられているのが、ヘッド形状とヘッド体積です。
左のローグST ◆◆◆LSドライバーは、ヘッド体積が450ccと小ぶりで、形状も洋ナシ型です。
一方、右のローグST MAXドライバーは、ヘッド体積が460ccのデカヘッドで、形状も比べると丸型に近く見えます。
使っていて慣れたものの、ヘッドは小ぶりで、中弾道のフェードボールが打てるようになったと感想を述べられています。
具体的には、高さを抑えて方向性を出しやすくなったそうです。
実際に、沖縄の大会では風が強いため、低く打つ必要があり、それが上手く操れたとのことです。
ローグST ◆◆◆LSドライバーは、小ぶりで浅重心のため、打ち出しを抑えやすく、低スピンで吹け上がりも抑えられます。そして、小ぶりで操作性の高さも抜群です。
それに加えて、ローグSTの持つ安定感がありますので、操作しながら弾道が暴れにくいところが、高評価につながっているようです。
ポイント②:敢えて飛距離を落とす
大地プロは、ドライバーに対して、「緊張した場面で曲がらないように」と言う意図を持っているそうです。
その理由として、1ラウンドで14回使う中で、これまで5回ぐらい曲げたりOBが出ていたところ、ローグST ◆◆◆LSドライバーに変えてからは、少し曲がったのが1~2回に抑えられ、さらに左へのミスが出なくなったそうです。
本来は、ローグST ◆◆◆LSドライバーはSIM2ど同じぐらいの飛距離性能がありますが、低く打つことでキャリーが落ちますので、結果として飛距離を落として打っているそうです。
スコアアップを考えると、ぶっ飛びで5回外してOBが出るより、飛距離を落として1~2回の小さなミスにした方が、良い結果が出るという考え方なのでしょう。
当サイトでも、ステルスとローグSTでどちらが飛ぶか?という上記の記事にアクセスが集まっていますが、スコアアップを考えると、敢えて飛距離を落としてでも、安定した弾道の確率を高めることも重要です。
ドライバーを選ぶ際には、「スコアをアップするには、どのようなドライバーショットが良いか?」を再考してみると、新たな選択基準が出てくるかもしれません。
ポイント③:安定感が抜群
動画中での試打を見ていると、大地プロが述べられているように大きなミスがありません。
後半は、後方にカメラ位置を変えていて、更に弾道が見やすくなっています。
これはローグSTシリーズに共通して言えることで、テーラーメイドのステルスとの違いとも言えますが、ローグSTのドライバーは安定感が非常に優れています。
◆◆◆ LSを含む全てのドライバーで、後方のゴールド部分にタングステンウェイトが搭載されていますので、当り負けせず、ヘッドが無駄にブレにくくなっています。
勿論、一発の飛びを重視する方もいると思います。飛距離に拘りたいという方は、テーラーメイドのステルスから検討されると良いと思います。