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ステルス2ドライバーと初代ステルスドライバーを、ヘッドスピード40m/s未満の女子プロが試打した結果が興味深かった件

テーラーメイドのステルス2シリーズのステルス2ドライバー。

シリーズの中では真ん中に位置するスタンダードモデルですが、前作ではややハードで中・上級者向けとも評価されていました。

ヘッドスピードが40m/s未満での試打者として、女子プロゴルファーの西川みさとプロが、今作のステルス2ドライバーと前作のステルスドライバーを打ち比べている動画が興味深い内容でしたので取り上げます。

ステルス2ドライバーを、ヘッドスピード40m/sの女子プロゴルファーが試打した動画

こちらがステルス2ドライバーをヘッドスピード40m/s未満のゴルファーとして、西川みさとプロが試打して感想を述べられている動画です。

<試打クラブ>

  • ステルス2:10.5°、TENSEI RED TM50(S)
  • ステルス:10.5°、TENSEI RED TM50(S)

どちらもロフトは10.5°で上がりやすいスペックですが、シャフトはSのため、HS40m/s未満の方向けとしては、ややハードなスペックです。

動画の内容を踏まえつつ、特に注目したいポイント点について、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。

ポイント1:ステルス2の方がやさしい

ステルス2シリーズは、ドライバー全般的にやさしくなっていると言われています。

実際、西川プロはステルス2ドライバーを試打して直ぐに、やさしさ、振りやすさに驚かれています。

ふりやすい。つかまる。ハードさがなくなっている。

振り遅れたけどつかまってくる。

ステルス2は構造面からもやさしさが取り入られていることが良く分かります。

まず、ボディ構造はカーボン化がより進化して、更なる軽量化・余剰重量の創出に成功しています。

生み出された重量は、後方ウェイトに大きく配分されていますので、寛容性・安定性が高まっています。

▼後方ウェイトの重量

モデル ステルス ステルス2
PLUS 6g 15g
スタンダード 6g 25g
HD 6g 30g

スタンダードモデルでは、後方ウェイトが初代ステルスで6gだったものが、ステルス2では25gとなっています。重量差にして19g、倍率にして4倍以上になっています。

後方が重くなることでヘッドの安定性が高まり、PINGの言葉を借りれば”ブレない”ヘッドになります。

これが寛容性を高め、打点のバラつきに対する強さ、初速性能の安定性、スイートエリアの拡大につながっています。

前作のステルスシリーズでは球が上がらなかった、つかまらなかったという方は、今回のステルス2で、扱いやすさを感じられると思います。

ポイント2:打感もステルス2の方が良い

まず、初代ステルスとステルス2で、同じく60層のカーボンフェースではありますが、ステルス2ではカーボンシートの積層方法が改良されています。

良い打感だった。柔らかいというより、調度良い硬さもあって、柔らかすぎない。

他の試打者からも聞こえてきていますが、ステルス2はさらに打感・打音が良くなったという評価が多く聞かれます。

カーボンとは思えない、金属かと思うような打音があり、そして、弾きの中に柔らかさもあって、西川みさとプロも高評価されています。

そもそも初代ステルスの打感・打音も評価が高く、チタンとの違いが分かり辛いと言われていましたが、ステルス2ではさらに金属フェースに近づいています。

ポイント3:対象ゴルファーは、女性から上級者まで

前作の初代ステルスドライバーについては、スタンダードモデルでありながら、アベレージゴルファーには難しいという評価が大半でした。

今作のステルス2ドライバーについては、つかまりと寛容性が別物レベルに良くなっています。

上級者の人でも良いし、私ぐらいのヘッドスピード(36m/s前後)の人でも良い。

振れる人なら女性でも行けるかもしれない。

西川みさとプロのみたてでは、しっかり振れる女性から上級者まで、幅広いゴルファーが扱えるとのことです。

ステルス2ドライバーは、アベレージゴルファーが検討可能なモデルではありますが、その他にも注目したいモデルが2機種あります。

  • ステルス2 HDドライバー
  • ステルスグローレ PLUSドライバー

やはり、ハイドロー仕様のステルス2 HDドライバーの方は、さらにつかまり、寛容性に優れ、加えて高弾道が出やすくなっています。

球の上がりやすさを求める方、スピンによる揚力が欲しい方は、HDの方から検討されることをオススメします。

また、ステルス2よりも数か月前に発売されているステルスグローレシリーズでは、新たに調整機能付きで重量感のあるステルスグローレ PLUSというモデルが発売されています。

こちらも、つかまり、球の上がりやすさ、やさしさに優れていて、日本人が扱いやすいクラブ設計が採用されていますので、筆者としては、この3機種の中での一押しはステルスグローレ PLUSドライバーです。

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