2023年の新作は、テーラーメイドがステルス2、キャロウェイがPARADYM(パラダイム)となっています。
海外のインスタグラムでは、どちらのシリーズのドライバーも、実物映像が投稿されていまして、両者のモデルの特徴も見えてきました。
ステルス2 PLUSドライバー
この投稿をInstagramで見る
こちらは、テーラーメイドのステルス2 PLUSドライバーです。
前作のステルス PLUSドライバーと同じく、ソール前方にはウェイト調整機能が搭載されています。
ただ、ウェイトは10gから15gに重量アップしていますので、ドロー・フェードの調整レンジが高まっていると思われます。
また、ソールウェイトについても、12g?という記述が見えます。
見た目もSIM2シリーズに似ていて、ウェイトに数字を記しているのもSIM2と同じです。
ウェイト重量を明らかにしていますので、重さをアピールしたい意図が伺えまして、恐らく、ステルスシリーズよりも慣性モーメントを高く設定してきていると思われます。
The missing element in our new driver is _______. 🤔 pic.twitter.com/PwpIHya7Af
— TaylorMade Golf (@TaylorMadeGolf) January 1, 2023
こちらのUSテーラーメイドからの投稿映像から、カーボンだけでなく、クラウンとソールまでカーボン化されたように受け取れますので、余剰重量をウェイトに回してきていることは間違いないでしょう。
前作となる2022年のステルスは、ややツアープロ寄りで難しいと言われていましたが、今回の2023年のステルス2は、SIMからSIM2でやさしくなったように、ウェイト重量の増加により、やさしさを高めている可能性が高いと思われます。
PARADYM パラダイム ◆◆◆ドライバー
この投稿をInstagramで見る
こちらは、キャロウェイのPARADYM パラダイム ◆◆◆ドライバーです。
トリプルダイアモンド(◆◆◆)が付いていますので、ツアープロ向けのモデルで、ハードなモデルということになります。
適合リストなどで明らかになっているPARADYM パラダイムドライバーでは、ソール後方にスライダー式のウェイト調整機能が搭載されていますが、◆◆◆の方は後方ウェイトが固定で、さらに前方にもウェイトが搭載されています。
以前のサブゼロを思わせるようなウェイト配置で、浅重心で低スピン・強弾道のアスリート向けのドライバーとみて間違いないでしょう。
スライダー式が搭載されているヘッドは、ここ最近のキャロウェイのシリーズで言えば、ローグ系ではなくEPIC系の可能性が考えられます。
そうなると、ローグ系は安定性に優れ、EPIC系は会心の一撃力に優れているという、ざっくりとした印象があります。
PARADYMは、2022年のローグSTと比べるとやや難しい方向に振れている可能性が考えられます。
まとめ
テーラーメイドのステルス2、そして、キャロウェイのPARADYMについて、双方のアスリート向けのドライバーの情報を取り上げました。
構造状の特徴から、前作と比べると、ステルス2はやさしい方向、PARADYMは難しい後方に触れていると推測されます。
特に、初代ステルスはノーマルタイプであってもかなりアスリートライクで難しいと言われていましたので、今回のステルス2に期待するアベレージゴルファーも多いのではないでしょうか?
適合リスト掲載情報
▼ステルス2のドライバー
▼PARADYM パラダイムのドライバー
コメント