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i230アイアンをi210アイアンと比較した解説が興味深かった件

PINGからi230アイアンが、4年振りのリニューアルということで発売されています。

前作に当たるのがi210アイアンで、渋野日向子、鈴木愛、比嘉真美子など、多くのPING契約プロたちに愛用されていたモデルということで、とても注目されています。

i230アイアンについて、i210と比較しながらマーク金井氏が解説している動画が興味深い内容でしたので取り上げます。

i230アイアンについてi210と比較しながら解説している動画

こちらがi230アイアンについて、マーク金井氏が自身のyoutubeチャンネルにて取り上げている動画です。

渋野日向子は、ドライバーの移行がなかなか進まず、未だにG410を使っていますが、アイアンはi210からi230に発売前の時点から既に移行しています。

この点からもi230アイアンの完成度の高さが伺えます。

マーク金井氏によるi230アイアンの解説を踏まえつつ、特に注目したいポイント3点を下記にまとめました。お時間がある方は、動画をゆっくりご覧頂ければと思います。

ポイント①:既に多くの女子プロゴルファーが移行している

フルパワーで引っ叩くドライバーと違って、アイアンやウェッジは正確にコントロールしたショットで用いられます。

そのため、アイアンは見た目の印象や握った時の間隔など、フィーリング面での良し悪しが大きく左右します。

実際、プロゴルファーが使うクラブをみてみると、ドライバーは最新テクノロジーが搭載されたニューモデルへの移行がバンバン行われますが、アイアンは意外にも古いモデルを使い続けているケースが多々あります。

そして、4年振りのリニューアルとなったi230アイアンですが、PINGを代表する看板選手、鈴木愛、渋野日向子、比嘉真美子は、全員、i210からi230に移行しています。

この3名だけでなく、殆どi210ユーザーが移行していますので、この点からもi230アイアンがフィーリング面でも受け入れられていることが良く分かります。

中空に見えますけど、キャビティです。キャビティなのにキャビティに見えない。かといって、中空にも見えない。マッスルバックにも見えない。近未来的なデザインがカッコいい。

フィーリング面の一つとして、マーク金井氏は外観の良さを挙げています。

実際に、i230アイアンを見ると、i210アイアンのバックフェースはやや古さを感じられます。i230アイアンは、とてもすっきりとした洗練された外観です。

i230はバックフェースがすっきりして、カッコいい!

ポイント②:i210との大きな違いは、良い意味で「ない」

ニューモデルが出ると、気になるのは前作との違いです。

「どんな進化を遂げているのか?」

「どんなテクノロジーが取り込まれているのか?」

違いとしては、トゥ側にウェイトビスが搭載されたり(恐らく慣性モーメントがアップ)、スコアラインが増えたり(ウェット条件でのスピン性能の安定化)など、勿論、進化しているポイントはあります。

ただ、基本的なコンセプト、搭載されているテクノロジーは同じで、i230アイアンとi210アイアンで大幅に変更となった点はないと言って良いでしょう。

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スペック面でも3~6番のライ角が少しフラットになったぐらいで、ロフト角、バンス角、長さなどは同じ設計のままです。

時々、ロフト角を大幅にいじってくるメーカーやモデルがありますが、そうなると、全く別のモデルになってしまいます。

i210アイアンのロフトを立てたり寝かしたりしたら、i525アイアンやi59アイアンとの違いが良く分からなくなってしまいます。

i230アイアンは、良い意味で、i210アイアンと大きな違いは無く、正統進化を享受できるモデルとなっています。

ポイント③:バンス角が大きいことのメリット

バンスは7番で9°。他のメーカーでは無い。

アイアンは、あまりバンス角が語られませんが、PINGではバンス角をロフト角・ライ角などと合わせてスペック値として表示しています。

当然ながら、バンス角があるとソールの滑りが良くなりますので、振り抜けの良さがあります。

マーク金井氏は、それ以外にバンス角があることの別のメリットを指摘されています。

PINGのアイアンはネックの部分が凹状になっています。

この形状は、ロフト角・ライ角を調整しやすくするために採用されていて、実際、PINGのアイアンはロフト角・ライ角の調整を指定して注文することができます。

ロフト角とライ角は、バンス角と関係ないと思われるかもしれませんが、i230アイアンはバンス角が多めにありますので、仮に飛距離性能を持たせるべくロフト角を立てたとしても、バンス角がまだ十分残ります。

この点をメリットとして挙げるには理由があります。

マーク金井氏はi230アイアンのロフトピッチについても指摘していて、おすすめのロフト設定として、7~9番でロフトを立てることを提案されています。

▼i230アイアンのおすすめのロフト調整

番手 変更前 変更後
ロフト角 バンス角 ロフト角 バンス角
3I 19 5
4I 22.5 6
5I 26 7
6I 29.5 8
7I 33 9 31 7
8I 37 10.5 35 9.5
9I 41 12 40 10
PW 45 13

i230アイアンを購入される際は、ロフト角の調整について、上記も参考にしてみてください。

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