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【購入前に必読】RMX DD-1ドライバーについて知っておきたい2つのポイント

4.5

ヤマハから発売のRMX DD-1ドライバー。

アスリート志向のゴルファーに向けたRMXシリーズの中でも、よりシャープな操作性と低スピン性能を追求したモデルが「RMX DD-1」。2タイプ展開のうち、より競技志向のプレーヤーにフィットする設計となっています。

本記事では、主な特徴・前作との違いなど、購入する前に把握しておきたいポイントをまとめました。

RMX DD-1ドライバーの特徴

ヤマハは、アスリート向けの「RMXシリーズ」とアベレージゴルファー向けの「inpresシリーズ」を交互にリニューアルしています。そして、 2026年モデル(2025年後期発売)は、RMXシリーズのリニューアルとなっています。

前作の2024年モデルでは、RMX VD/R・VD/M・VD/Xの3タイプ構成でしたが、2026年モデルでは「RMX DD-1」「RMX DD-2」の2タイプに再編されています。

継承関係としては、よりハードな性格を持っていたVD/RとVD/Mが統合され、DD-1として登場。設計バランスとしては、VD/M寄りのやさしさを残したモデルです。

一方、VD/Xの流れを汲むモデルがDD-2となっており、より寛容性を重視した設計となっています。

それでは、RMX DD-1ドライバーについて、押さえておくべきポイントを見て行きましょう。

ポイント① 寛容性を高めた中・上級者向けモデルに!

冒頭でも触れた通り、ヤマハはアスリート向けの「RMXシリーズ」と、アベレージゴルファー向けの「inpresシリーズ」をブランドで明確に分けています。

本来であれば、RMXシリーズのドライバーはすべてアスリート志向の設計となるはずですが、2026年モデルに関しては少し事情が異なります。

まず、今回のモデルに添えられたキャッチコピーを見てみましょう。

  • DD-1:アスリートにもアベレージにも
  • DD-2:つかまりとやさしさMAX

この表現からも分かるように、よりハードな位置づけのDD-1でさえ「アベレージにも」と記されており、DD-2に至っては「つかまり」「やさしさ」「MAX」と、完全に寛容性重視の設計が強調されています。

つまり、実質的には「DD-1=やさしめのアスリート向け」「DD-2=アベレージ向け」と捉えるのが自然です。

ポイント② 前作RMX VD/Rとの比較から見える設計の変化

※左がRMX VD/R、右がRMX DD-1

前年モデルのRMX VD/Rと比較すると、設計面で大きく2つの変更が加えられています。

まず1つ目は、ウェイト調整機能の位置変更です。VD/Rでは前方に配置されていたウェイトが、DD-1では後方に移動しています。

これにより、ギミックに掛かる重量が深重心化し、寛容性が高まっています。ミスヒット時の許容度が増し、安定した弾道を得やすくなった点は、設計上の大きな進化と言えるでしょう。

※左がRMX VD/R、右がRMX DD-1

2つ目はヘッド形状の変化です。

VD/Rでは洋ナシ型のシャープな形状でしたが、DD-1ではヒール側が肉厚になり、より深重心を意識した形状に変化しています。

構えたときの見え方も安定感があり、フェース面はより真っすぐに見えるため、逃げ顔感が抑えられています。

これらの変更により、左へのミスを嫌うゴルファーにとっては、やや扱いづらく感じる可能性もあります。しかし逆に言えば、操作性と寛容性のバランスを求める方や、つかまりをクラブに任せたい方にとっては、扱いやすい方向へ進化したモデルと捉えることができます。

ポイント③ ウェイトによる弾道調整はシンプルに

前作のRMX VDシリーズでは、VD/Rが左右方向、VD/Mが前後方向にスライド可能なウェイト調整機能を搭載していました。

それぞれのスライダーによって、つかまり、スピン量を細かく調整できる設計でしたが、今作のDD-1ではその方式が見直されています。

DD-1では、ソール後方に3ポジションのウェイトスロットが配置されており、ニュートラル・ドロー・フェードの3タイプから選択する方式に変更されています。

スライダー式と比べると、調整の自由度は限定されますが、逆に「調整の迷いに嵌りにくい」設計とも言えます。

弾道の傾向を大きく変えたい方には十分な調整幅があり、細かな微調整よりも、設計されたポジションに任せて安定性を重視するスタイルに適しています。

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