テーラーメイドのステルスとグローレの融合モデル、ステルスグローレのドライバーが発売されています。
グローレ融合モデルは、軽量でドローバイアスで、スライスに悩む方やクラブを楽に振りたい方にとても支持されています。
SIMグローレを所有するココリコ遠藤氏が、SIMグローレとステルスグローレのドライバーを打ち比べてされている動画が興味深い内容でしたので取り上げます。
ココリコ遠藤氏がステルスグローレドライバーとSIMグローレドライバーを打ち比べしている動画
こちらがステルスグローレドライバーとSIMグローレドライバーを、ココリコ遠藤氏が打ち比べてして感想を述べている動画です。
どちらも同じロフト角10.5°で試打されています。
普段、SIMグローレを使われているということで、グローレ融合モデルの特徴・良さ、性能を引き出す使い方も熟知されているでしょうから、ステルスグローレの試打に打って付けの人物とも言えます。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント1:ステルスグローレのカーボンフェースの打感は、ステルスと同様に良い!
ステルスで搭載された60層のシートからなるカーボンフェース。
ステルス+グローレの融合モデルということで、ステルスグローレにも当然ながらカーボンフェースが搭載されています。
それどころか、カーボン化は本家のステルスより進んでいて、クラウンとソールもカーボンになっていて、真にカーボンウッドと呼ぶに相応しいぐらいカーボン率が高められています。
ただ、カーボンで、毎度、気になるのは、打感です。
特にグローレには、過去にカーボンフェースがトライされていて、その時はあまり評判が良いとは言いにくいものでした。
ココリコ遠藤氏は、SIMグローレを普段使われているだけに、打感の違いも述べられています。
ステルスグローレの打感は、ステルスと同様に良く、カーボンの柔らかさもあるそうです。
SIMグローレと比べてどちらが良いかについては、ステルスグローレの方に軍配を上げていて、手に伝わる感触も良いそうです。
音がいいなあ。ステルスの5倍いい。
youtubeのコメント欄でも打音を評価する声が聞かれます。
ドロー・フェードの打ち分けもできる!
ステルスグローレは、クラブ重量が270g台の軽量モデルでドローバイアスが特徴のモデルです。
オートマチックで、どうやって打っても、しっかりつかまりそうなイメージがあるかと思います。
しかし、ココリコ遠藤氏は、ドロー・フェードの打ち分けを宣言されて、実際に打ち分けされています。動画後半では、9.5°も試打されていて、敢えて高い弾道も打ち分けされています。
特に今回のモデルでは、ステルスグローレ+ドライバーという調整機能が付いて、300g台の重量にできるセッティングもあります。
ある程度、腕のある方で、弾道を操りたい方も、十分使えそうです。
球が上がりやすい
動画をご覧頂くと、ココリコ遠藤氏はあまりヘッドスピードが速いタイプのゴルファーではないことが分かります。
SIMグローレは10.5°を使われていますが、ステルスグローレでは9.5°の試打の方が強い球が出ているように見え、弾道の高さも中弾道で程よく見えます。
ステルスグローレは、カーボン素材を用いた軽量化により、重量配分が適材適所に行われていて、ドローバイアスだけでなく、高弾道が出やすくなっています。
速く振れて、球が上がりやすいので、普段より一つ小さいロフト角も試打されてみると良いと思います。