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【購入前に必読】オノフ FORGED アイアン KURO 黒 2026年モデルについて知っておきたい4つのポイント

4.5

グローブライドから発売のオノフ FORGED アイアン KURO 2026年モデル。

2年サイクルでリニューアルされていて、ツアープロや上級者を中心に「シャープな操作性」「抑えたスピン量」「厚みのある打感」が評価されているアイアンです。

本記事では、主な特徴・前作との違いなど、購入する前に把握しておきたい4つのポイントをまとめました。

オノフ FORGED アイアン KURO 2026の特徴

オノフ黒シリーズは、アスリート向けの“精密に狙えるアイアン”として知られてきました。

シャープな操作性と抑えたスピン量が特徴ですが、中級者でも扱いやすく、他社の“ハードすぎる”モデルとは一線を画す存在と言えるでしょう。

2026年モデルは、これまでの黒アイアンとは異なる新設計が取り入れられていて、従来のイメージで手にすると、性能の違いに驚かされるかもしれません。

それでは、オノフ FORGED アイアン KURO 2026について、押さえておくべきポイントを見て行きましょう。

ポイント① アイアンでは珍しい!ウェイト調整機能を搭載

2026年モデルの大きな特徴のひとつが、アイアンでは非常に珍しいウェイト調整機能です。

ヘッドのバックフェースにはウェイトが搭載されていて、見た目からも存在が分かります。特に注目なのは「ターンウェイト」と呼ばれる並行四辺形のウェイトパーツです。

出典:globeride.co.jp

左右で重さが異なっていますので、このパーツを180°回転させて取り付けることで、重心距離を切り替えることができます。

出典:globeride.co.jp

さらにスクリューウェイトについては、オプションとはなるものの異なる重量のものに取り換えることができるため、スイングバランスの調整も可能となっています。

ただし、アイアンは番手が多いため、各番手でこの調整機能を適用すると設定が複雑になりすぎる可能性があります。便利な機能ではありますが、使う際にはカスタマイズの沼に嵌らぬよう注意が必要です。

ポイント② 対象ゴルファーは、中級者が中心!シニアアスリートにもオススメ

ONOFFは、AKAがアベレージゴルファー向け、KUROがアスリートゴルファー向けと明確にブランド分けされています。

ヤマハで言うところのinpresとRMX、ダンロップで言うところのXXIOとSRIXONです。

ただ、これらのメーカーと大きく異なるのは、RMXもSRIXONもアイアンは3種類あり、アスリートゴルファー向けでも3つのレベルに分かれていますが、KUROはアイアンが1種類のみという点です。

つまり、アスリート向けモデルだからと言っても、どのスキルレベル、どういったニーズをもったアスリートかがかなり限定されてしまいます。

<7番のスペック>

  • ロフト角:32°
  • 長さ:37.25インチ

7番のスペックからすると、ロフトは少し立っていてやや飛距離性能を持たせてあり、クラブ長さも標準的なものより0.25インチ長尺です。

対象ゴルファーとしては、中級者がコア層になります。また、パワーやスピードが落ちてきた上級者、シニアアスリートにとっても、飛距離がプラスされる分、力まずに本来のスイングのまま扱える点は魅力的です。

ポイント③ 操作性重視の方は前作も検討したい!

※左が2026、右が2024

2026年モデルには、ドライバー同様に「直進主義」というキャッチフレーズが付けられています。これは簡単に言うと、操作性よりもやさしさ・安定感を重視した設計であることを意味します。

アイアンはドライバーと違って弾道のコントロール性能が重視されます。特にアスリート向けのKUROシリーズでは、操作性を求めるゴルファーの期待が高いため、設計の変化を強く感じやすいでしょう。

そのため、球筋を自在にコントロールしたい操作性重視の方は、前作の2024年モデルの方がフィットする可能性があります。移行を検討する際は、「操作性を重視するか」「安定感を重視するか」を基準に選ぶのがおすすめです。

ポイント④ 対抗馬はZXi7とi240

通常、アスリートモデルのアイアンは、1メーカーで複数モデルに分かれていますが、ONOFFはKUROのみの1モデルです。

となると気になるのは他メーカーの同等モデルです。

<7番アイアンのスペック>

メーカー モデル ロフト角 長さ
ONOFF KURO 32° 37.25″
SRIXON ZXi7 32° 37″
Callaway X FORGED MAX 32° 37″
BRIDGESTONE 242CB+ 31° 37.25″
PING i240 31.5° 37″
Titleist T150 32° 37″
Taylor Made P770 33° 37″

中でも系統が似ているものとしておすすめしたいのは、スリクソンのZXi7、そして、ブリヂストンの242CB+の2モデルです。

スリクソンZXi7は、ややシャープな形状と打感の良さが特徴で、操作性と許容性のバランスが取れたモデル。特にフェースの抜け感やライン出しのしやすさは、KUROと共通する美点です。

一方、ブリヂストン242CB+は、ややソフトな打感と安定感のある挙動が魅力。KUROよりも少しマイルドなフィーリングを求めるプレーヤーには、こちらがフィットする可能性があります。

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PING i240も候補に挙がりますが、やや独自の打感と重心設計が好みを分けるため、万人向けるのと、女子プロゴルファーに人気だけあって、中・上級者向けでややハードスペックに感じられるかもしれません。

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