タイトリストのGT1ドライバーを、プロゴルファーが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
試打解説を踏まえつつ、GT1ドライバーについて知っておきたい2つのポイントをまとめました。
GT1ドライバーを、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがタイトリストのGT1ドライバーを、プロゴルファーが試打して、感想を述べられている動画です。
試打クラブはロフト角10.0°、シャフトは純正AIR SPEEDER Next Gen Sです。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① クラブ全体が軽くて、振りやすく、ヘッドスピードも出る
GT1ドライバーの特徴として挙げられるのが、軽量ドライバーであることです。
クラブ全体の重量は280g未満となっていますので、軽量モデルの代表格とも言えるゼクシオ13、そして、キャロウェイのELYTE MAX LITE、テーラーメイドのQi35 MAX LITEと同じぐらいの軽さです。
シャフトも軽いし、全体的に相当軽い。
軽いから振りやすい。
西川みさとプロも「軽さ」と「振りやすさ」を何度も評価されています。
ちなみに、アベレージゴルファー向けの一般的なドライバーが300gですから、そこから乗り換えるとなると、25~30g軽くなりますので相当な違いがあります。
<ドライバーの適正重量>
ヘッドスピード | クラブ重量 |
---|---|
30~35m/s | 250~275 g |
35~38 m/s | 270~285 g |
38~42 m/s | 280~305 g |
42~45 m/s | 300~315 g |
45~50 m/s | 310~320 g |
50~ m/s | 315~ g |
クラブ重量は、ヘッドスピードによって大凡の適した重さがあります。
いきなり軽くなり過ぎると、ヘッドスピードは確か市上がる方が殆どだと思いますが、「軽過ぎてスイングが安定しない」、「重量不足で飛距離が落ちる」といったデメリットも生じ得ます。
一つの目安として言えば、GT1ドライバーはヘッドスピード35~38m/sぐらいの方が扱いやすいドライバーです。
ポイント② シャフトはかなりソフト
前作のTSR1ドライバーと基本性能は同じですが、違いとして注目しておきたい点としてシャフトが挙げられます。
- TSR1ドライバー:TSP120 50
- GT1ドライバー:AIR SPEEDER Next Gen
TSR1ではタイトリスト専用のTSP120が採用されていましたが、GT1ではFujikuraのAIR SPEEDERとなっています。
シャフト | フレックス | 重量 | トルク |
---|---|---|---|
[TSR1] TSP120 50 |
L | 42g | 6.6° |
R | 45g | 6.0° | |
SR | 47g | 5.8° | |
S | 49g | 5.7° | |
[GT1] AIR SPEEDER Next Gen |
R2 | 48.5g | 8.0° |
R | 49.5g | 7.5° | |
S | 50.5g | 7.0° |
重量はそれほど大きくは変わりませんが、トルクはかなり大きくなっています。

トルクとは、シャフトの捩れやすさを表している!
トルクが大きなシャフトは、つかまりが良い、打点ブレに強いといったメリットがあり、弾道としてはスライスが抑えられる、ドローが出やすくなる、弾道がブレにくいといった特徴が生まれます。
逆にデメリットとしては、弾道操作には向かない、引っ掛けやすい、飛距離が伸びにくいといったことが上げられます。
大まかに言えば、トルクが大きいシャフトはヘッドスピードが遅めの方と相性が良いため、TSR1からGT1へ乗り換える方は、シャフトの違いにも注目してみてください。
GT1ドライバーの最安値
GT1ドライバーについて、純正AIR SPEEDER Next Genシャフトのモデルで最安値を調べてみました。
- 楽天:102,100円
- Amazon:91,620円
最安値は、Amazonで91,620円です。最近はなかなかメーカー価格からあまり値段が下がりませんで、Amazonでは時々安いものがスポット的に出てくる印象があります。
ただ、Amazonの出品は在庫が安定していないようなので、楽天の方がポイントが多く付きやすいことを考えると、タイミングによっては楽天の方がお得になるケースがありそうです。