テーラーメイドのP790アイアン 2025を、プロゴルファーが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
P790アイアンは、テーラーメイドのPシリーズの中で最も人気のあるモデルの1つで、2年サイクルでリニューアルされています。5代目となる2025年モデルについて、プロの試打解説を踏まえつつ、知っておきたい3つのポイントをまとめました。
P790アイアン 2025を、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがテーラーメイドのP790アイアン 2025を、プロゴルファー2名が試打して、感想を述べられている動画です。
モデル名の数字はブレード長を表していて、P790はアスリート向けのPシリーズの最もヘッドサイズがあり、中級者を中心にアマチュアゴルファーにとても人気があるモデルです。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① 顔つきがシャープ
テーラーメイドのPシリーズは、モデル名がブレード長を表していて、P790は最も数字が大きく、アスリート向けアイアンとしてはヘッドサイズが大きく安心感があるのが特徴でした。
しかし、最近のPシリーズはモデル名(ブレード長)に固定されず小ぶりになっていて、P790アイアン 2025年モデルもシャープになっています。
(形が)P770に寄っている。やぼったい感が全然ない。中空にも見えない。
ブレードも構えた時に薄く見えますので、中空であることを忘れそうなフォルムです。
ZXi5、258CBPより小ぶり。T200よりフェースは少し短く感じる。
この後でも触れますが、P790らしいやさしさは維持されていますので、シニアアスリートでクラブにやさしさだけを増したい方には、前作よりも構えやすく感じられると思います。
逆に言えば、小ささがプレッシャーになる方にとっては、ネガティブな変更です。
ポイント② 真っ直ぐ飛んで、高さを出しやすい
前作と比べると、ロフト角は7番で0.5°立っていますが、フェース素材の軽量化も進められていて、球の上がりやすさは継承されています。
打ち出しから上がる。スピンが入る。球筋だけ見れば軟鉄。
ロフトスペックだけみればアベレージゴルファー~中級者向けではありますが、しっかり高さが出ます。
飛距離も出つつ、スピンも適度に入って、アイアンらしい弾道が出ますので、飛距離が落ちてきたシニアゴルファー、飛距離を保ちつつアスリートアイアンに移行したいアベレージゴルファーが扱いやすいアイアンです。
フェースには高強度の新素材が用いられていて、スイートエリアが24%拡大しています。
つまり、やさしさが増していますので、操作性よりもミスの許容性を期待する方が、より扱いやすくなっています。
ポイント③ 価格はやや高い!
幅広いゴルファーから支持されているP790アイアンは、2025年モデルで更に進化していて、非の打ちどころがなさそうですが、価格面では他メーカーと比べると違いがあります。
▼単品価格比較
メーカー | モデル | 価格 |
---|---|---|
テーラーメイド | P790 | 31900円 |
スリクソン | ZXi5 | 25,300円 |
ブリヂストン | 258CBP | 25,300円 |
PING | i530 | 31,900円 |
キャロウェイ | Ai200 | 35,200円 |
※ブリヂストンの258CBPのみシャフトはDG
上表はNSプロMODUS3ツアー105の装着モデルで、単品のメーカー価格をまとめたものです。
競合モデルとしてよく比較されるZXi5アイアンは、6,000円ほどの差があります。アイアンはかなりの本数を揃えますので、トータルでは数万円の差になります。
予算面で言うと、ZXi5、258CBPなど国内メーカーのモデルの方が買いやすさがあります。
ちなみに、前作2023年モデルとは同じ価格ですが、3番がなくなりAWが追加されていて、番手のラインナップに違いがある点は踏まえて置きましょう。
P790アイアン 2025の最安値
P790アイアン 2025の最安値について、純正シャフトのNSプロMODUS3 TOUR105の装着モデルで、6~9、Pの5本セットで調べてみました。
- 楽天:159,500円(10%引きクーポン考慮で87,120円)
- Amazon:128,889円
出品価格はAmazonの方が安いものがありました。なお、楽天の方はテーラーメイドの公式ストアも出店していますので、メーカー直販を希望される場合は、公式サイトではなく楽天で探されるとポイント付与もありオススメです。