ブリヂストンの258CBPアイアンを、プロゴルファーが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
同シリーズの241CBアイアン、242CB+アイアンとの違いについても触れられていますので、プロの試打解説を踏まえつつ、258CBPアイアンについて知っておきたい3つのポイントをまとめました。
258CBPアイアンを、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがブリヂストンの258CBPアイアンを、プロゴルファー2名が試打して、感想を述べられている動画です。
258CBPという名称からは、とてもやさしいアベレージゴルファー向けをイメージされる方もいると思いますが、実態はアスリート向けの241CB、242CB+に続くモデルです。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① クロモリ鋼フェースだが、打感が良い
241CB、242CB+は軟鉄鍛造のいわゆる一枚物と呼ばれるアイアンです。しかも、S20Cが使われていますので、打感の良さが大きなセールスポイントとなっています。
一方、258CBPアイアンはというと、S20Cを用いた軟鉄鍛造ボディではあるものの、フェースはクロムモリブデン鋼が用いられています。そして、構造もこのモデルのみポケットとなっています。
となると、貼り合わせフェースのポケットキャビティで、他の中空アイアンのような制振材もないため、フィーリングが劣化しそうですが、打感は柔らかさがあります。
ミスがミスとして伝わる打感にしたかったとメーカーは言っている。
打感もしっかりある。何も言われなかったら、(クロモリ鋼だと)気付かない。軟鉄のアイアンを打ってる感じがする。打音も抜群に良い。
さすがに柔らかい一辺倒ではありませんが、基本、柔らかく、その中に弾きも感じられる程度で、心地悪いものではありません。
ミスがミスとして手応えが感じられるというのも、スキルアップを目指す方にとっては重要なポイントです。
ポイント② 対象ゴルファーは幅広い
ヘッド形状はブレード長が79mmでアベレージゴルファー向けとしてはやや小さめです。
そして、ネックもストレートに近く、右へのミスを一方的に抑えてくれるようなものではなく、弾道操作がしやすいタイプの形状です。
対象ゴルファーとしては、セミアスリートゴルファーがど真ん中と言って良いでしょう。
ただ、最近のアイアンは一昔前のようなぶっ飛び系が減っていて、アベレージゴルファー向けでもロフト角30°(7i)で、しっかりアイアンらしい高さのある弾道のものが増えています。
242CB+よりもソール厚を持たせてあり、やさしさもプラスされていますので、アベレージゴルファーで上達を目指す方にも、十分、おすすめできるアイアンです。
また、飛距離が落ちてきた熟練ゴルファーで、飛距離や寛容性をクラブに少し頼りたいという方にもおすすめです。
なお、ドスライサ―、ダフリが出やすい、飛距離が出にくく、とにかく結果が欲しいという方は、アベレージゴルファー向けのアイアンを検討されることをおすすめします。
同じブリヂストンで言えば、245MAXアイアンから検討されると良いでしょう。
ポイント③ 5番アイアンが使えそう!
アスリート向けのやさしいアイアンとなると、注目されるのはロングアイアンです。
上級でもロングアイアンだけはコンボでやさしいアイアンを入れるケースは少なくありません。
中・上級者でロングアイアンが苦手な方は、5番23.5°、6番26.5°辺りがコンボで検討してみたい番手です。
宮里藍プロが「ユーティリティよりもアイアンの方が低くラインが出せるので、全英の時など(条件が過酷な時)は5番アイアンを使いたい」と言っていた。
242CB+もやさしいが、258CBPはもっとやさしい。
258CBPはソールが厚く、低重心で球が上がりやすくなっていますし、また、寛容性も高くなっていますので、これまでロングアイアンが苦手で避けてきた方も、試される価値がありそうです。
番手 | 241CB | 242CB+ | 258CBP |
---|---|---|---|
#4 | 22° | 21° | - |
#5 | 25° | 24° | 23.5° |
#6 | 28° | 27° | 26.5° |
#7 | 32° | 31° | 30° |
#8 | 36° | 36° | 34.5° |
#9 | 41° | 31° | 39° |
PW | 46° | 46° | 44° |
なお、241CB、242CB+は4番からあるのに、何故か258CBPは5番からなのは、やや残念なところではあります。
258CBPアイアンの最安値
258CBPアイアンの最安値について、純正シャフトのNSプロMODUS3 TOUR105 DUAL FLOWの装着モデルで、5~9、Pの6本セットで調べてみました。
- 楽天:96,800円(10%引きクーポン考慮で87,120円)
- Amazon:116,160円
出品価格は楽天の方が安い出品が多数見受けられました。どちらのサイトもポイントが付与されますが、基本的には楽天の方が割引額が大きいため安く購入できそうです。