PINGのG440 MAXドライバーを、西川みさとプロがゆっくりめのヘッドスピードで試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
MAX以外にも、SFT、LSTも併せて打ち比べ比較されていますので、西川みさとプロの試打解説を踏まえつつ、G440 MAXドライバーについて知っておきたい3つのポイントをまとめました。
G440 MAXドライバーを、女子プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがPINGのG440 MAXドライバーを、西川みさとプロが試打して、感想を述べられている動画です。
G440シリーズは従来通り、MAX、SFT、LSTの3機種構成になっていて、動画の中では全機種を打ち比べされていて、SFT、LSTとの違いについても触れられています。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① 前作より球が低くて低スピン
PINGと言えば「ブレない弾道」がセールスポイントで、深重心による高MOIを目指してきたメーカーと言って良いでしょう。
ブレないことは大いにセールスポイントではありますが、その分、飛距離性能が犠牲になってきたのも事実です。
しかし、G440では「PING史上最も低い重心設計となり、高弾道で低スピンの飛びを可能に」とのことで、飛びを意識して開発されています。
MAXなのにLSTを打っているよう。
MAXのやさしさよりは、むずかしさの方が勝ってしまっている。
低スピンさが強くなっているのかなと思う。
西川みさとプロも前作との違いを感じられていて、G430 MAXと比べると、球の強さを感じられていて、まさにPINGがG440で目指したところと一致しています。
これまでPINGのドライバーは、新しくなる度にやさしさを増してきていましたが、G440に関しては、飛びに寄せている点が従来と異なります。
G430やG425からの買い替えを検討されるのであれば、寛容性よりも飛距離性能が備わっている点を踏まえておきましょう。
ポイント② ヘッド形状はスリムに!
スペック上の数値だけ見れば、G440 MAXドライバーのヘッド体積は460ccで、スタンダードモデルのヘッド体積は長らく変わっていません。
しかし、投影については、前作のG430 MAXドライバーよりも小さくなっていて、少しだけLSTの方に寄っています。
ちなみに、LST、SFTでも同じで、つまり、G440シリーズはG430シリーズよりも投影がスリムになっています。
低重心と深重心は相反する関係にありますので、飛距離性能を高めるにはディープにして低重心にしたということだと思います。
見た目もぎゅっとしている。もうちょっとやさしく見えても良いなと思う。
西川みさとプロも構えた時の見え方については、G430よりも難しくなっていると感じられています。
構えた時の安心感という点では、G440の方が難しく見え、そして、カーボンクラウンの採用によりデザインタッチが前後で異なり2トーンになっていて、見え方はかなり変わっていますので、この辺りは実際に手にして確認されることをオススメします。
ポイント③ 46インチの長尺は気にならない
G440は飛距離性能を高めている仕掛けの一つとして、クラブ長さが46インチに変更されています。
従来モデルでは45.75インチでしたので、0.25の長尺化ということになります。
テーラーメイドやキャロウェイのスタンダードタイプは45.5インチのため、色々なメーカーのドライバーを使われている方、そして、長尺が苦手な方は、G440シリーズは長さに注意する必要があります。
ちなみに、0.25インチのオーダーが可能なため、従来通りの45.75インチにオーダーすることも可能です。
全然気にしないで打ってた。46インチは気にならなかった。シャフトの(青い)色で長く見えなかったかも。
なお、西川みさとプロは、試打していて46インチであることに気が付きませんでした。
シャフトの色がブルーに変更されていて、そのせいで長さを感じにくくなっているようです。
G440 MAXドライバーの最安値
G440 MAXドライバーの最安値について、純正シャフトのALTA J CB BLUEの装着モデルで調べてみました。
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出品価格はどちらのサイトでも107,800円でメーカー価格と同値のため、価格統制がしっかりされているようです。
ただし、クーポン、ポイントにより実質的には大幅割引きとなっています。それを考慮すると、7万5000円ぐらいで購入することができます。