ブリヂストンから発売の242CB+アイアンを、プロゴルファーが試打して特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
試打解説を踏まえつつ242CB+アイアンについて知っておきたい3つのポイントをまとめました。
242CB+アイアン
ブリヂストンは、以前はツアーステージ、PHYZ、JGRなどブランドが分かれていましたが、現在はBシリーズとしてアスリートとアベレージ向けが統合されています。
アイアンに関しては、モデル名の数字の下一桁がポジショニングを表しています。
当記事執筆時点では、220MB、241CB、242CB+、233HF、245MAXの4種類ありまして、ポジショニングは、0~5までとなっています。
本記事で取り上げている242CB+アイアンは、ポジショニングが2でして、中・上級者向けのアイアンです。
242CB+アイアンを試打・評価した動画
こちらがブリヂストンの242CB+アイアンを女子プロゴルファーの西川みさとプロが試打して感想を述べている動画です。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① 癖が無く、構えやすく、万人受けしやすい
ブリヂストンの2のアイアンは、アスリートアイアンでありながら、クセが無く扱いやすく、評価が高いです。
特殊な形をしてるわけでもなく、ヘッドの大きさも調度良い、トップブレードの厚さも調度良い。いい意味で調度中間。だからみんなに好まれる。
試打者の西川みさとプロも上記のように述べられていて、外観の良さを評価されています。
▼242CB+アイアンと222CB+アイアン
前作の222CB+アイアンでは、バックフェースのダブルポケットが気になると言う声も少なからずありました。
▼242CB+アイアンのインナーポケット構造
しかし、242CB+アイアンではダブルポケットはあるものの、蓋をされてインナー構造となったことで、外側から見えなくなっています。
構えた時に、余計な情報が目に入ってこないため、さらに構えやすくなっています。ポケットキャビティはバッジなどでも良いので蓋をしてくれた方が、ゴミが入らず汚れの心配もないので安心です。
ちなみに、前作との違いで言えば、ロフト・ライ・FP・長さ・ヘッド素材など全て同じです。劇的な進化があるとは言えませんので、222CB+アイアンをお持ちの方が242CB+アイアンへの買い替えの必要があるかというと、もう1~2世代は待っても良いのではないかと思います。
ポイント② 球を操作したいが、やさしさも欲しい方向け
242CB+アイアンは、同時発売されている241CBアイアンよりはロフトが立っていて、ソールやブレードも厚みがあります。
その分、飛距離の出しやすさ、ダフリにくさがあり、男子プロ・女子プロにも使われていますが、上級者だけでなく100切りしているゴルファーであれば十分扱えるアイアンです。
ライン出しのイメージが出る。コントロールしやすい。自由自在にできる。
西川みさとプロも、誰でも使えそうと述べられていますが、一方で、球を打ち分けやすいことを大きく評価されています。
弾道を操作してグリーンをしっかり狙いたい方、それでいて難し過ぎたいアイアンが良い方にオススメです。
ポイント③ 飛距離が出るアイアンではない
7番のロフト角は31°で、飛距離性能と球の上がりやすさを程よく持たせてあります。
男子プロにも使用されていますので、対象ゴルファーが難しいところではありますが、中級者がど真ん中のユーザーになると思います。
キャビティではありますが、軟鉄鍛造のため、弾きではなく打感の良さを持たせてあります。
ぶっ飛び系を求める方は、233HFアイアン、245MAXアイアンを検討しましょう。
242CB+アイアンの最安値
242CB+アイアン(6本セット:5~9i、PW)の出品価格を調査したところ、当記事執筆時点での最安値はAmazon・楽天のいずれも同価格で116,160円となっています。
242CB+アイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ | FP |
---|---|---|---|---|
4番 | 21° | 60.5° | 特注 | 3.15mm |
5番 | 24° | 61° | 38.25″ | 3.35mm |
6番 | 27° | 61.5° | 37.75″ | 3.65mm |
7番 | 31° | 62° | 37.25″ | 3.85mm |
8番 | 36° | 62.5° | 36.75″ | 4.25mm |
9番 | 41° | 63° | 36.25″ | 4.55mm |
PW | 46° | 63.5° | 35.75″ | 5.05mm |