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ステルスドライバー 9°をヘッドスピードが異なる2人が試打した結果【対象ゴルファーが分かりました】

テーラーメイドのステルスは、フェースにカーボン素材が採用され、2022年で最も注目のドライバーです。

3機種ある中で、真ん中に位置するステルスドライバーの9°を、ヘッドスピードが異なる2人のゴルファーが試打した動画がアップされていて、対象ゴルファーが分かりやすい内容になっていますので、本記事で取り上げてみます。

ステルスドライバーとステルスHDドライバーで悩まれている方にも、とても参考になる内容です。

ステルスドライバーの9°を試打した動画

こちらが、ステルスドライバーをヘッドスピードが異なる2人のゴルファーで試打している動画です。

試打クラブは、ロフト角9°、シャフトは純正のTENSEI TM-50のSです。

この試打の前に、ステルスHDも打たれているということで、ステルスとステルスHDの弾道の計測結果の違いにも触れながら評価されています。

特に注目したいポイントが3つありましたので、以下にまとめました。お時間のある方は動画をゆっくりご覧ください。

ステルスドライバーの試打計測結果

<1人目のゴルファー:プロ>

ヘッド
スピード
ボール
スピード
ミート率 キャリー トータル スピン量 最高
到達点
43m/s 63m/s 1.47 226y 243y 2600rpm 25m
43m/s 61m/s 1.42 209y 223y 3400rpm 28m
44m/s 63m/s 1.43 228y 244y 2864rpm 29m

<2人目のゴルファー:研修生>

ヘッド
スピード
ボール
スピード
ミート率 キャリー トータル スピン量 最高
到達点
42m/s 63m/s 1.50 207y 220y 3500rpm 24m
40m/s 61m/s 1.53 203y 224y 1700rpm 19m
40m/s 59m/s 1.48 209y 230y 1900rpm 20m

1人目のゴルファーは、プロの方で、ヘッドスピード42m/sぐらいを目指していますが、43~44m/sぐらいでの試打となっています。

2人目のゴルファーは、ゴルフ場の研修生の方で、ヘッドスピード40m/sぐらいを目指していて、大凡それぐらいになっています。

では、この弾道計測結果と動画の内容から見えてくるステルスドライバーの特徴について、1つずつ見ていきましょう。

ポイント①:ステルスドライバーは、弾道が低い!球を上げたいならステルスHDドライバーを選択!

まず、ステルスドライバーでの試打の結果、注目したいのは、最高到達点が一度も30mに届いていない点です。

もちろんゴルファーによる個人差も影響してきますが、異なるヘッドスピード、異なるゴルファーでの試打となりますので、一定量は参考になる計測データだと思います。

試打でのヘッドスピードは40~44m/sの範囲に収まっていますので、この範囲のヘッドスピードの方にとっては、球が上りやすいとは感じられないゴルファーの方が多いと思います。

なお、試打クラブのスペックはロフト角9°のSシャフトですから、10.5°か12.0°(特注)にする、または、SRかRにする等、スペックで対応するという選択を視野に入れておきたいところです。

球の上がりやすさを求めるなら、ステルスHDドライバーの方を選択!

ポイント②:ステルスドライバーは、スピン量もやはり少ない!

ステルスシリーズのドライバーの特徴として、既に多くの試打者にて、スピン量が少ないという評価が出ています。

今回の試打でも、ヘッドスピードを速くしていないわりに、スピン量は極めて少なめになっている弾道があります。

個人的には40m/sぐらいであれば、スピン量が3000rpmに近いぐらいでないと、少々心細いかなと感じます。

動画の中でも述べられていますが、頻繁に行くゴルフ場がフラットか打ち下ろしが多いところであれば、ランで飛距離が稼げるので良いと思います。

起伏があり、特に打ち上げが多いところでは、球が上がらず、スピンも入らずで、なかなか飛距離を出しづらくなる可能性が有ります。

ボールスピードを出せないと、低スピンで球がお辞儀して飛距離ロスにつながるかも。。。

ポイント③:つかまりは、ステルスとステルスHDとあまり変わらない!

ステルスドライバーは、直進性を高めたモデル。そして、ステルスHDドライバーは、ハイドローの弾道が打てるモデルです。

ただし、実際に試打した人からは、ステルスドライバーとステルスHDドライバーは、つかまり度合いに、あまり差が無いと言う意見が多く聞かれます。

動画の中でも、以下の様にコメントされています。

どっちの方がつかまるか、つかまらないかと言われたら、あんまり変わらない気がします。

すごいHDがつかまるという感じも無かったですし、ステルスがつかまらないという感じもなかったので、好きな方を選んでもらいたい。

テーラーメイドのドライバーは、もともとフェードバイアスと言われています。

SIM2シリーズでは、かなりつかまり感が出てきたと言われていましたが、それでも、ドローモデルのSIM2 MAX Dドライバーで一般的なニュートラルぐらいです。

今回のステルスは、つかまりに関しては、以前のテーラーメイドのようにシビアに感じられる方が多いと思いますし、ステルスとステルスHDの違いも、つかまりに関しては若干といったところです。

なお、スピン量、球の高さについては、ステルスHDの方が出ますので、ハイドローというより、ハイの部分を求めるのであれば、ステルスHDドライバーはオススメです。

自分で球をつかまえられる方にとっては、初速が速く、打感も良く、とても良いドライバーですが、スライスが出やすい方は、SIMグローレドライバーや他メーカーのドローモデルも検討に含められた方が良いと思います。

スライスが出やすい方は、SIMグローレも検討してみて欲しい!

まとめ

ステルスドライバーの9°の2人のゴルファーが異なるヘッドスピードで試打した動画を取り上げました。

低スピン性能にすぐれていて、弾道の高さも抑えられますので、ある程度のヘッドスピードがあり、そして、球をつかまえられる方が、性能を引き出せるモデルではないかと思います。

ステルスドライバーでは球が上がらないという方は、ステルスHDドライバーも含めて検討されると良いと思いますし、つかまりを求めるならば、やや軽量にはなりますが、SIMグローレドライバーがオススメです。

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