ゴルフクラブの模倣品、いわゆる偽物が、日本でも少なからず出回っています。
最近では、作りが精巧なため、一目見ただけでは偽物・模倣品と分かり難いものが増えています。
そこで、本記事では偽物・模倣品に騙されないようにすべく、注意すべき点について、5つのポイントを紹介します。
ポイント① ゴルフ専門店の店頭での購入が一番安全
偽物や模倣品と最も縁遠いのは、ゴルフ専門店、つまりゴルフショップの店頭です。
筆者が見聞きする限りでは、店頭で新品を購入したケースで、偽物をつかまされたという話は、今まで聞いたことがありません。
大手ゴルフショップであれば、なおさら入手ルートがしっかりしていますので、偽物が紛れ込む可能性はほぼゼロと考えて良いでしょう。
ポイント② ゴルフ専門外のショップは避けたい
同じ店頭でも、生活用品等を幅広く取り扱っているお店で、一部、ゴルフ用品を取り扱っているお店もあります。
そういったところでは、入手ルートが一般ゴルフショップと比べるとイレギュラーであることが考えられます。
特に、ノンジャンルのディスカウント系ショップの場合、一般的なゴルフクラブの調達ルートとは異なっていて、遡ると海外からの商品が入っている可能性も考えられます。
ゴルフクラブの偽物は、一次流通では偽物と承知して買う人もいる。
問題はそれらが中古に流れてくる二次流通。
ヤフオクやメルカリ、偽物を分からず売っている人が多いのが現実だったりする。
ブック○フでさえ、堂々と売ってますからねぇ、、、
自分も含め、知識が乏しいのですよ、、、(°д°;) https://t.co/MkWcFfwRQ1— リトルフェザー@ハネ とにかく楽して稼ぎたいw (@21littlefeather) December 14, 2022
仕入れるショップの方も、本物と偽物を見分ける技量が、一般的なゴルフショップよりも劣っているということも、容易に推察できます。
売る側にとっては意図せず偽物が紛れ込んでしまうことが考えられますので、ゴルフ専門のショップで購入するようにしましょう。
ポイント③ ネットの場合は、営業年数を見る
ゴルフクラブはネットで購入するという方も、かなり増えていると思います。
ネット=危ない・偽物 というイメージがある方もいると思いますが、必ずしもネットが悪いわけではありません。
販売するお店をしっかり選べば、偽物を購入してしまうリスクを抑えることができます。
ネットであっても、店頭と同じくしっかりとした店舗で購入しましょう。
- 大手のゴルフチェーン
- 知名度のあるゴルフショップ
- 運営実績の長いゴルフショップ
3番目の運営実績については、ショップ評価があれば、その日付を確認したり、SNSアカウントがあれば、古い投稿があるかを確認することで、運営年数が長いか短いかを知ることができます。
ネットもリアル店舗と同じで、偽物を売り続けて同じ場所(URL)で営業を続けるのは現実的に困難ですから、運営年数が長い程、安心度が増します。
えー!
ゴルフクラブにも偽物とかあるんですね!
もちろん買う時は正規店で買います🎵— ピヨゴルファー🐤 (@golf_maimai) February 21, 2022
ポイント④ フリマ・オークションなどの個人間取引は避ける
ゴルフクラブの偽物は辛い
1度 ヤフオクで 引っかかったことあります😩 https://t.co/ASwL1mWgXA
— てんちょ (@atsuchi0) July 21, 2020
フリマサイトやオークションサイトを利用すると、幾つかの理由で偽物をつかまされやすくなります。
- 出品が用意であること、アカウントの使い捨てを繰り返せることから、不正業者が利用しやすい
- 偽物であることを知らずに出品している個人がいる
- 個人間取引の場合、メーカー保証・返品対応が不利
特に最後のメーカー保証・返品対応については、ゴルフショップであれば偽物と分かれば知らずに販売してしまったとしても、対応してくれるところが殆どだ考えると、個人間の取引は天地の差ほどのリスクとなります。
どうしても正規ルートからの販売と比べると、値段が魅力的に見えるものがあると思いますが、購入した後のことまで考えて購入先を選びましょう。
言わずもがなですが、Wis〇などの海外通販サービスも、同じです。
ポイント⑤ 中古品は、中古ゴルフショップに限定して購入する
偽物・模倣品は、知ってか知らずかは別として、現代では二次流通が容易で栄えている点も影響しています。
だからと言って、完全新品ではないゴルフクラブが危ないわけではありません。
中古ゴルフショップという業種は非常に優れていて、日本の中古業界の中で、車・ゲームなどと同じく高い専門性を持っています。
真贋がしっかりしていないと、自分の店が損してしまうため、この辺りは死活問題としてきっちり取り組まれています。
特に、大手の中古ゴルフショップチェーンであれば、保証・返品の仕組みもしっかりしていますし、ネットで長く営業されているところも、同じく仕組みがしっかりしている傾向があります。
購入後の万が一のことを考えて、保証・返品の有無を把握した上で、購入しましょう。
尚、中古ショップであっても、偽物をつかまされてしまっている可能性もゼロではないかもしれません。
偽物は、それ単品だけだと気づくのが難しいですが、本物と並べてみると、違いが分かりやすいケースが多く、打感・打音にも明らかな違和感が出やすいです。
念のため、同じ商品で異なる番手やスペックのものも、同時に手にして検討するようにすると、偽物をつかんでしまうリスクを大きく抑えられます。
まとめ
ゴルフクラブの偽物・模倣品に騙されない方法について、注意すべきポイントを5つ紹介しました。
ついつい価格につられて安い出品に目を奪われそうですが、安いにはそれなりの理由とリスクがあります。
仮に偽物でなかったとしても、保証がない・返品がないといなると、その後の利用で不安がつきまといます。
お店の実態・営業実績がしっかりしていて、ゴルフ専門で真贋があり、保証・返品の制度がしっかりしているところで購入するようにしましょう。
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