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2020・2021年の賞金女王、稲見萌寧の目標が「1勝」の理由

2020・2021年の賞金女王、稲見萌寧が、2022年のシーズン開幕を前に、目標について語りました。

その内容が、賞金女王としては意外な「1勝」という低い目標で、話題となっています。

賞金女王、稲見萌寧の新シーズンの目標は「1章」

コロナ禍で難しいシーズンだった2020・2021年。2021年の始まりは小祝さくらが絶好調でしたが、終わってみれば稲見萌寧が見事に賞金女王の座を勝ち取りました。

新たなシーズンの開幕を直前にして、目標を尋ねられたところ、その内容が具体的な数字で示され、しかも「1勝」だったことで、話題となっています。

2年連続での賞金女王を狙うとか、昨シーズン(2年間)の勝利数を超えるとか、そういった挑戦的な内容ではなく、しかも既に10勝しているにも関わらずです。

これには稲見萌寧らしい理由が垣間見れます。

大きな目標ではなく、身近な目標

ゴールが同じだとしても、目指し方は2つのスタイルがあります。

ゴールを視界にとらえながら、意識して進んでいくスタイル。もう一つは、目の前のことを一つ一つ全力で片付け、その結果、目指しているところまでたどり着くというスタイル。

稲見萌寧は後者のスタイルなのでしょう。実際、「1勝」と答えた理由について、以下の様に述べています。

身近な目標をクリアして、また目標を立ててやるタイプ。

*引用:yahoo.co.jp

目標が大き過ぎると、漠然とし過ぎて迷いが生じたり、遠すぎて焦ったりといったことが起こり得ます。そうならないために、目の前の一歩一歩に目標を設定して、それに全力で打ち込む。

現在、取り組んでいることに目標を設定していれば、迷うこと、意欲が途切れることが起こりにくくなります。

あのイチローもこのように語っています。

遠回りすることが一番の近道だと信じている

遠くのゴールばかりみて、そこへの最短ルートを探しているより、目の前の一歩、その方向がずれていても、全力で取り組んだ方が良い。

目標は大きく立てるのが当たり前のように思われがちですが、No.1になった人間の口から語られることは、反対のことが多いように思います。

コツコツとか地道にとか。

大きな目標を立てすぎて上手くいかない人は、目の前に一つずつ目標を設定して、それを全力でクリアすることだけに集中してみては如何でしょうか?

その方が、最終的には自分にとって最大の努力に至るという方、多いのではないかと思います。

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