クリーブランドのCVX ZIPCOREウェッジが、2022年12月10日に発売となっています。
CVX ZIPCOREウェッジの特徴は、ネック内部にセラミックピンを入れた軽量化、キャビティ形状による寛容性の向上、フェース裏面のGELBACKによる打感の向上の3点が挙げられます。
グラインドについては、RTX ZIPCOREでは、Full、Mid、Lowの3種類でしたが、CVX ZIPCOREでは、V-SOLE、S-COLE、C-SOLEの3機種となっています。
CVX ZIPCOREウェッジの3種類のグラインドについて、特徴・スペック、そして、どのようなゴルファーに合うかを詳しくまとめました。
グラインドは3種類
CVX ZIPCOREウェッジは、ウェッジでは珍しく、寛容性を重視したキャビティバック形状が採用されています。
さらに打感を良くする素材もフェース裏面に搭載されています。
グラインドについては、2020年に発売のRTX ZIPCOREと同様に3種類ですが、幾つか異なる点があります。
まず、グラインドの名称や形状が変わっています。そして、RTX ZIPCOREでは複数のグラインドが用意されている番手が多数ありましたが、CVX ZIPCOREではロフト角によりグラインドが1つ決まっています。
V-SOLE
出典:dunlop.co.jp
特徴・適合ゴルファー
- V字のソール形状になっていて、フルショットやスクエアフェースでのショットで振り抜けの良さを発揮。
- ザックリやダフリが心配な方が扱いやすい。
- ツアーでもサンドウェッジとして最も利用されている。
スペック
ロフト角 | バンス角 | ライ角 | FP | 長さ | 重さ | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|
46° | 9° | 64° | 4.7mm | 35.5″ | 456g | D3 |
48° | 9° | 64° | 4.7mm | 35.5″ | 456g | D3 |
50° | 11° | 64° | 5.2mm | 35.25″ | 460g | D3 |
52° | 11° | 64° | 5.2mm | 35.25″ | 460g | D3 |
S-SOLE
出典:dunlop.co.jp
特徴・適合ゴルファー
- ヒール側を削ったワイドなソール形状。
- バンカーやラフなど、フェースをオープンにしたショットがしやすい。
スペック
ロフト角 | バンス角 | ライ角 | FP | 長さ | 重さ | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|
54° | 12° | 64° | 5.5mm | 35.25″ | 462g | D4 |
56° | 12° | 64° | 5.5mm | 35.25″ | 462g | D4 |
C-SOLE
出典:dunlop.co.jp
特徴・適合ゴルファー
- ヒール側・トウ側の両方を削ったソール形状。
- あらゆる場面で振り抜けが良い。
- 楽に球を上げるショットを繰り出しやすい。
- バンカーや池越えなどがしやすい。
スペック
ロフト角 | バンス角 | ライ角 | FP | 長さ | 重さ | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|
58° | 10° | 64° | 6mm | 35” | 465g | D4 |