PRGRからRSシリーズの6代目、RS JUSTのドライバーが発売となっています。
RS JUST ドライバーは、RS F・RS・RS Dの3タイプありますので、ヘッド形状を比較しながら解説します。
RS F・RS・RS Dドライバーのソール
※左からRS F・RS・RS D
こちらは3機種のソールの映像を比較したものです。
6代目RSシリーズのドライバー3機種の違いとして、最も分かりやすいのはソールに搭載されているウェイトの位置です。
左のRS Fは、ソール後方とトゥ側に搭載されていまして、モデル名通りのフェードバイアスになっています。
残りの2機種、RSとRS Dはソール後方にウェイトが一つあり、RS Dの方は投影の奥行がある上に、RSよりも奥深い位置にウェイトが搭載されています。
なお、ウェイトはオプションで異なる重量のものを購入することができ、付属の専用レンチで交換して、バランスを変えることができます。
RS F・RS・RS Dドライバーのクラウン
※左からRS F・RS・RS D
こちらは3機種のクラウンの映像を比較したものです。
左のRS Fドライバーは、奥行きが短く、最も洋ナシ型に近い形状になっています。操作がしやすく、思い切り叩きたいハードヒッターに好まれる形状です。
中央のRS、右のRS Dドライバーは、ヒール寄りに体積があり、つかまりを持たせた形状になっています。
特にRS Dドライバーは、ヘッド後方が長く取られていますので、寛容性が高く、ミスに対して強く、打点がバラつく方に適しています。
RS F・RS・RS Dドライバーのサイド
※左からRS F・RS・RS D
こちらは3機種のヘッドの横からの映像を比較したものです。
左のRS Fドライバーは、ヘッドに厚みがありディープなのに対して、右のRS dドライバーは、ヘッドの厚みが抑えられていて、後方にすーっと伸びたシャローになっています。
ディープなほど球を操作しやすく、シャローなほどオートマチックで寛容性・直進性に優れています。
RS F・RS・RS Dドライバーのフェース
※左からRS F・RS・RS D
こちらは3機種のフェースの映像を比較したものです。
打点位置を示唆するラインは、左のRS Fドライバーがややフェース上方にあるように見えます。
やや上側で打たせて、ギア効果によりスピン量を相殺して抑える偉いがあるように見えます。
RS6のドライバーは、4点集中フェースにより、フェースセンター、重心点、最大撓み点、最大CT点がフェースセンターに寄せられていて、視覚的に認識しやすいフェース中央で打った時に、最大パフォーマンスが出るように設計されています。
RS F・RS・RS Dドライバーのスペック
モデル | RS F | RS | RS D |
---|---|---|---|
ヘッド体積 | 460cc | ||
ロフト角 | 9.5、10.5° | ||
ライ角 | 56° | 57° | 59° |
フェース角 | -5.0° | -3.0° | -2.5° |
クラブ重量 | 310g | 310g | 299g |
長さ | 45.5インチ | ||
重心角 | 24° | 28° | 30° |
重心距離 | 40.0mm | 39.0mm | 38.5mm |
重心深度 | 19.0mm | 22.5mm | 23.0mm |
重心高 | 30.0mm | 29.0mm | 29.0mm |
重心高率 | 57.00% | 57.00% | 58.50% |