ホンマのツアーワールドシリーズから発売のTW757 Vxアイアン。
TW747の発売から4年振りのリニューアルとなるモデルで、P・Vx・Bの3機種がリリースされていて、中・上級者に注目のアイアンです。
本記事では、真ん中のTW757 Vxアイアンの試打評価と口コミをまとめました。
TW757 Vxアイアンの試打・評価
TW757 Vxアイアンを計測試打
- TW747 Vxアイアンと比べてTR系のような丸みが入っている。
- 打感はTW747 Vxアイアンと似ている。少し軟らかくてマイルドになっていそう。
- 大ぶりな軟鉄鍛造に見えるが飛ぶ。
- ちゃんと軟鉄の打感だけど、距離が出る。
ツアーワールドはアスリート向けモデルですが、Vxアイアンのロフト角は7番で30°とフェースが立っています。
軟鉄鍛造の打感の良さがありながら、飛距離を出しやすいため、中級者をコア層として、上を目指すアベレージゴルファー、少し距離をクラブに頼りたい上級者など、幅広いゴルファーが使いやすさを感じられるアイアンです。
TW757 Vxアイアンを詳しく試打・解説
- アスリート向けアイアン3機種の中で、真ん中のモデル。
- シンプルな軟鉄鍛造のブレードアイアン。
- トゥ側にタングステンが搭載されていて、重心距離が長くなっていて、フェースの中心に芯を持ってきていて、曲がりの原因を軽減させている。
- 柔らかい気持ち良い打感がある。
- 7番で30°で、中級者向けの設定。
- ボールのつかまりはニュートラル。
クラブフィッターの小倉さんにて、TW757 Vxアイアンについて、素材・構造面から詳しく解説されています。
ロフト角が立っているアイアンは、グースが入っていてつかまりを持たせる傾向にありますが、TWシリーズでアスリート向けで、ネックはほぼストレートです。
弾道はブレにくいものの、オートマチックなつかまりは抑えられていますので、少し球を操作してみたいという方にも適しています。
TW757 Vxアイアンの口コミ・評価
特にスライスに強い
ミスに強い、下めで当たっても距離があまり変わらない。
特にスライスに強い印象。カットで入ってしまっても最小限の曲がりで抑えられた。
高さも満足できるレベル。
引用:GDO
直進性と操作性は、相反する要素ではありますが、ミスに対してはブレが抑えられますが、素直なネック形状で、ある程度の操作性は備わっています。
真っ直ぐ、ぶっ飛びから脱却したいアベレージゴルファーが、上を目指す際の入口の愛アインとして、調度良いモデルです。
左右ブレは少ない
TW757Vxやっぱりめちゃええね。
試打した時にダフったりしたけど真っ直ぐ飛ぶし、擦ったら縦距離は落ちるけど左右ブレは少ないし良かったわ。
シャフトはモーダス125だと振り切れなかったので105にする予定。— ただの犬好き (@rikedan1864) March 14, 2022
軟鉄鍛造のブレードアイアンですが、トゥ側にタングステンを搭載していますので、横方向の慣性モーメントを持たせたあります。
さらに、バックフェースはキャビティ形状になっていますので、これもミスを許容してくれます。
打点の左右方向へのブレにやや不安がある方は、クラブに助けてもらえそうです。
幅広いゴルファーのニーズを捉えたアイアン
中級者向けのアイアンですが、上達中のアベレージゴルファー、飛距離をクラブに任せたいシニア上級者など、幅広いゴルファーのニーズを捉えたアイアンです。
競合モデルとしては、PINGのi525、i210、キャロウェイのAPEX、テーラーメイドのP790などが挙げられます。
アスリート向けのアイアンでありながら、7番のロフト角が30°ぐらいで、タングステンを入れて、やさしさを強調しているモデルが増えています。
中空モデルも増えている中、Vxは軟鉄鍛造で、打感の良さも備わっていて、P790やi525との違いとして、フィーリングがしっかりしている点が挙げられます。
飛距離をクラブに頼りたいが、打感は外せないという方に、とてもオススメのアイアンです。
