ゴルファーから絶大な人気を誇るPINGの「Gシリーズ」に、新たな動きがありました。
米国特許商標庁(USPTO)のデータベースによると、PINGが「G450」と「G450 MINIMAX」という名称を商標出願したことが判明。
これまでの傾向から考えると、現行モデル「G440」の後継として登場する可能性が高く、発売時期は2026年春〜秋頃と予想されます。
本記事では、G450商標出願の意味、シリーズの歴史、MINIMAXの正体、そして発売時期予想までを詳しく解説します。
PING、「G450」を商標出願


出典:uspto.gov
米国特許商標庁への出願が確認されたのは、「G450」と「G450 MINIMAX」の2つです。
これは米国特許商標庁(USPTO)の商標データベースにて確認されたもので、PINGが次期モデルの準備を進めていることを示唆しています。
PINGはこれまでも、新モデル投入の1年半〜2年前に商標出願を行うケースが多いため、今回の動きもその流れに沿ったものと見られます。
つまり、G450は単なるアイデア段階ではなく、すでに製品化に向けて動いている可能性が高いと思われます。
Gシリーズの進化とG450の位置づけ
PINGのGシリーズは、2004年に登場した「G2」を初代として発売され、慣性モーメントを高めたヘッド設計や、多彩なラインナップ展開でゴルファーから高い支持を集めています。
そして、ここ最近はG400系シリーズを継続して発売しています。
- G400(2017年)
- G410(2019年)
- G425(2020年)
- G430(2022年)
- G440(2025年)
この流れを踏まえると、G450はG440の正常進化版として登場する可能性が濃厚です。
G450の特徴予想
現行のG440では、以下の特徴が見られます。
- 深重心設計による高い慣性モーメント(MOI)
- MAX / LST / SFT の3タイプ展開
- 高弾道と直進性を重視した設計
G500ではなくG450であるということは、次期モデルでは大胆なモデルチェンジというよりは、上記の設計思想が引き継がれたものであることが予想されます。
「G450 MINIMAX」とは何か?
今回の商標でもう一つ注目したいのは、「G450 MINIMAX」という見慣れない名称です。
- MAX → PINGが従来から展開してきた「高MOI・高安定性」モデルを示す
- MINI → ヘッドサイズの小型化を示唆している可能性
つまり、「MINIMAX」は小型ヘッド+高慣性モーメントという新ジャンルのドライバーを意味していることが予想されます。
近年では、テーラーメイドの「BRNR Mini Driver」、キャロウェイ、タイトリストなどもミニドライバー市場に参入しており、PINGも同路線に挑む可能性があります。
もし「MINIMAX」が実現すれば、従来のMAX・LST・SFTに加え、新たなラインナップが誕生することになりそうです。
G450の発売時期はいつ?
次期モデルの話が出ると、気になるのは発売時期がいつになるのかです。
過去の事例を振り返ると、商標出願から発売まで約1年半〜2年というケースが多いようです。この流れを当てはめると、G450は2026年3~9月頃に登場する可能性が高いと予想されます。
ただし注意点として、”商標出願=必ず発売”とは言い難い残念な事実もあります。つまり、過去には出願されながら製品化に至らなかったモデルがあるということです。
それでも、今回のG450はGシリーズのリニューアルサイクルと合致していますので、発売の可能性は極めて高いと考えて良いでしょう。
まとめ
今回の商標出願から見えるポイントは次の4点です。
- PINGが「G450」と「G450 MINIMAX」を商標出願
- G440の後継モデルとして2026年発売の可能性が高い
- 「MINIMAX」は小型ヘッド+高MOIを示唆?
- 発売時期は2026年春〜秋が有力
まだG440が発売されたばかりですが、PINGが次期モデルの開発に動き出していることは間違いないでしょう。特に「MINIMAX」という新しい方向性は、多くのゴルファーにとって注目ポイントになりそうです。



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