テーラーメイドのP8CBアイアンを、プロゴルファーが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
試打解説を踏まえつつ、P8CBアイアンについて知っておきたいポイントをまとめました。
▼ロフト設定が近く、比較されやすいP790アイアン 2025の評価は、下記記事をご覧ください。

P8CBアイアンを、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがテーラーメイドのP8CBアイアンを、プロゴルファーが試打して、感想を述べられている動画です。
試打の番手は6~9番・PW、シャフトはNSプロMODUS3 105 Sシャフトです。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① 寛容性と安定性:見た目に反して「やさしい」設計
P8CBアイアンは、Pシリーズの中で最もブレード長が長く、一見するとシャープで構えやすい印象を与えますが、実際には視覚的な安心感と高い寛容性を両立した設計となっています。
“コンパクト”という表現よりも、”構えたときに引き締まって見えるが、実は懐が深い”というギャップが魅力です。
(ブレード長が)80mmで、P790よりも1mm長い。外側大きめ外周に重り(ウェイト)があって、真ん中をくり貫いてあるが、真ん中の真ん中(打点エリア)には厚みがある。
従来のテーラーメイドのアイアンと比べると、グースっぽい。
さらに、この種のアイアンとしては珍しくグースネックを採用していて、つかまりの良さと直進性の高さを実現しています。
グースがあることで、フェースの開閉を抑えやすく、ミスの方向性が安定しやすいというメリットがあります。
さらに、3面ソール構造により、芝との接地面積が抑えられ、抜けの良さが際立つ点も見逃せません。
ライが悪い状況でも、スムーズな振り抜けを求めるプレイヤーにとって、安心して振り抜ける設計となっています。
ポイント② 打感とフィードバック性:「芯を感じる」軟鉄鍛造
P8CBアイアンは、軟鉄鍛造ならではの柔らかく繊細な打感が特徴です。
打音も澄んでいて心地よく、打った瞬間に芯を捉えたかどうかがはっきりと伝わってきます。そして、この感覚は、単なる快適さではなく、ショットの精度や自信につながる「情報」として機能してくれます。
逆の話として、寛容性の高いアイアンは、ミスに強い反面、打ち損じを感じ取りにくいというデメリットがあります。P8CBはその点で、ミスを正確にフィードバックしてくれる設計となっており、プレイヤーの成長を促すクラブとも言えます。
聞いてる音も良い。アイアン打ってる感がする。
このような特性は、操作性を重視するプレイヤーや、打感にこだわるゴルファーにとって大きな魅力と言えます。
ポイント③ スピン性能と弾道設計:グリーンで止まる、狙えるアイアン
P8CBアイアンは、スピン性能と弾道設計にこだわった“狙えるアイアン”です。
さすがPシリーズアイアンだけあって、グリーン上でしっかりと止まる設計となっていて、飛距離だけでなくコントロール性を重視するプレイヤーにも適しています。
ちゃんとスピン入ってくれる。この感じの打感でこれだけ浮いてくれるなら(良い)。
試打者からは、打感の柔らかさとスピン性能の両立が高く評価されています。
弾道は中〜高弾道で、打ち出し角も安定しており、ピンを狙っていける安心感があります。 特に注目すべきは、軟鉄鍛造構造でありながら、球がしっかりと上がる設計になっている点です。
通常、軟鉄鍛造アイアンは中空構造に比べて球が上がりづらい傾向がありますが、P8CBでは重心設計やフェースの反発特性を最適化することで、軟鉄鍛造の打感を保ちつつ、球の上がりやすさを両立しています。
P8CBアイアンの最安値
P8CBアイアンについて、6~9、PWの5本セット、純正のN.S.PRO MODUS3 TOUR 105シャフトのモデルで最安値を調べてみました。
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