タイトリストのTSRシリーズのドライバーを、3up CLUBの3名のゴルファーがゴルフ場で試打しながら、タイトリストのスタッフにフィッティングしてもらっている動画がアップされています。
TSR2・TSR3・TSR4の3機種のドライバーを、色々なロフトで試打していて、TSRシリーズのドライバーの特徴が分かりやすい内容になっています。
半分ネタバレになりますが、今回の目玉がTSR2ドライバーであること、そして、何処が良いのかが良く分かります。
TSRシリーズのドライバーを検討されている方、どのモデルが自分に合いそうか悩まれている方には、とても参考になると思います。
3up CLUBの3名が、TSRドライバーのフィッティングをタイトリストのスタッフから受けている動画
こちらが3up CLUBの3名のゴルファーが、TSR2・TSR3・TSR4のドライバー3機種をゴルフ場で試打しながら、タイトリストのスタッフの方にフィッティングしてもらっている動画です。
3名それぞれが、色々なモデル、色々なスペックでじっくり試打していますので、モデルの違い、ロフトの違いによって、弾道やスピンにどのような変化が出るかが、とても分かりやすく興味深いです。
ゴルフライター鶴原氏のフィッティング結果は、TSi3ドライバー 10°からTSR2ドライバー 10°
鶴原氏は、TSi3ドライバーをとても気に入っていまして、試打前はTSR3ドライバーを本命と考えていました。
TSi3で気になる点として、オートマチックさ、右に抜けない感じを求めていまして、試打したところ、TSR3は打感にやや硬さがあり、弾道はTSR2の方がキャリー・スピン量ともに良い結果が出ました。
さらに、TSR2はTSR3よりやさしいモデルということで、ロフト9°も試しましたが、ロフト10°の方が合っているという結果になりました。
上級者となると、基本はTSR3で、TSR2にしてもロフト9°を選びたくなるところだと思いますが、シングルプレーヤーの鶴原氏がTSR2のロフト10°です。
TSi3、TS3を使っていた方が移行される場合、TSR3から検討するのは良いと思いますが、TSR2も第二候補に含め、さらにロフト角も10°を試されることをおすすめします。
特に、TSR3を選択される場合、TSi3よりもハードになっていて、弾道が抑えられるという声が多いため、ロフト10°も試打されることをおすすめします。
関雅史プロのフィッティング結果は、TSR2ドライバー 9°だったはずだが・・・TSR3ドライバーを選択
関雅史プロも、TSR3ドライバーを本命に考えていましたが、試打してみるとTSR2ドライバーで良い結果が出ました。
TSR2ドライバーは、最初に10°で試打したため、その後に9°でも試したところ、更に良い結果となりました。
本人はフィッティング結果に納得いかなかったのか、TSR3ドライバーを再び試打されますが、9°で弾道が低く、10°を試すとミスショットが出ました。
やはり、TSR2ドライバーの9°が良いだろうという結果になりました。
しかし、動画後半では、ご本人は3機種の中でTSR3ドライバーを選択されました。
TSR3を再び試打された時に、「プロだから」と述べていましたので、「2」のモデルを使いたくないというプライドがあるのかもしれません。
これまで「3」のモデルを使ってきた方にとっては、「2」を使うことに抵抗があるかもしれません。
▼TSR2とTSi2のヘッド形状比較
ただ、今回の「2(TSR2)」は、ヘッドシェイプがかなり「3」に近づいていて、すっきりとしたヘッドシェイプになっています。
先入観を持たずに「2」のモデルをまっさらの状態で検討されることをおすすめします。
クラブフィッター鹿又芳典氏のフィッティングは、TSR2ドライバーの11°
タイトリストというとアスリートゴルファーだけのモデルというイメージも有るかと思いますが、TSシリーズになってからは「1」の軽量モデルもあり、ほぼ全てのゴルファーが対象となっています。
そして、鹿又氏は、ヘッドスピードが40m/sぐらいですから、一般的なアベレージゴルファーの方がとても参考にしやすいと思います。
試打前は、TSR2ドライバーの10°を考えていましたが、結果的には11°の方が良い結果となりました。
動画後半の座談会でも、TSR2ドライバーが一番人気出るだろうと予想されていて、まずはTSR2ドライバーから試打してみて欲しいとアドバイスされています。
ヘッドシェイプが良くなったことに加えて、打感も良くなっていて、TSR2が最も進化していると評価されています。
まとめ
TSRシリーズのドライバー3機種を3up CLUBのフィッティングを取り上げました。
筆者が見る限り、3名のゴルファー全員でTSR2ドライバーが最も合っているように感じました。
さらに、ロフト角の選択も大きなポイントで、一つ大きめも試された方が良さそうです。

