「最新が最良とは限らない」
すっかりお馴染みとなったこのセリフの通り、古いお宝モデルを紹介するyoutube企画が面白い横田真一プロ。
今回は、980円の中古フェアウェイウッドを3本厳選して、自身のエーススプーン、ステルスPLUSフェアウェイウッドと打ち比べされています。
980円の激安・名器のフェアウェイウッドに興味がある方向けに、厳選された3本のフェアウェイウッド、そして、試打比較した飛距離のデータをまとめました。
中古ショップで見付けた980円の激安スプーンと自身のエーススプーン(ステルスPLUS FW)を比較・試打している動画
コチラの動画では、中古ショップで980円のスプーン3本を厳選して、自身のエーススプーンであるステルスPLUSフェアウェイウッドと打ち比べされています。
最長飛距離では、ステルスPLUSフェアウェイウッドに軍配が上がりましたが、縦距離の安定感は980円の3機種の方が高い結果となりました。
以下に、選ばれた3本の980円のフェアウェイウッド、そして、ステルスPLUS FWとの試打比較結果(飛距離)をまとめました。お時間がある方は、じっくり動画をご覧頂ければと思います。
横田真一プロが厳選した980円のフェアウェイウッド3本
横田真一プロが厳選したフェアウェイウッド3本について、飛距離が出た順に紹介します。
ブリヂストン ツアーステージ C500
ツアーステージ C500フェアウェイウッドは、ブリヂストンから2000年に発売されているモデルです。
番手は3番と5+の2種類です。最近の3番は15°が一般的ですが、C500の3番は14°でフェースが立っています。
キャロウェイ ビッグバーサ スチールヘッドPLUS
ビッグバーサ スチールヘッド プラス フェアウェイウッドは、キャロウェイから2001年に発売されています。
番手が豊富なのが特徴で、2、3+、3、4+、4、5、7、9、11の9種類もありました。
試打されているのは4+ですが、ロフト角は15°で、現在の一般的な3番と同じロフト角です。
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
2 | 13 | 55.5 | 43.5 |
3+ | 13 | 56 | 43 |
3 | 15.5 | 56 | 43 |
4+ | 15 | 56.5 | 42.5 |
4 | 16.5 | 56.5 | 42.5 |
5 | 18 | 57.5 | 42 |
7 | 20 | 58 | 41.5 |
9 | 23 | 58.5 | 41 |
11 | 26 | 58.5 | 41 |
NIKE T40
NIKEから2003年に発売されているフェアウェイウッドです。
今でこそNIKEはゴルフクラブの事業から撤退していますが、当時は製造されていて、タイガーウッズが契約していました。
T40のツアーモデルの方は、タイガーウッズが使用していたことでも知られている名器です。
ステルスPLUS FWと980円のFW3本の試打・飛距離計測結果
モデル | 飛距離 | 平均飛距離 |
---|---|---|
テーラーメイド ステルスPLUS |
259.5 | 263.2 |
261.3 | ||
268.9 | ||
ブリヂストン ツアーステージ C500 |
256.6 | 257.7 |
258.7 | ||
キャロウェイ ビッグバーサ スチールヘッドPLUS |
256.7 | 256.0 |
257.9 | ||
253.3 | ||
NIKE T40 | 249.7 | 252.3 |
254.8 |
ステルスPLUS FW、そして、980円の中古フェアウェイウッド3本について、試打計測した飛距離の結果をまとめました。
自身のエーススプーンのステルスPLUS FWは、やはり最新モデルだけあって、打感に違いがあることを指摘されていました。
中古のフェアウェイウッドは金属の塊感、ぼすっ、どすっといった打感だそうです。
ここ数年のヘッドは、撓みによるトランポリンのような効果にメーカー各社が注力していますので、この辺りが打感の違い、そして、5~10ヤードほどの飛距離の差につながっているようです。
まとめ
横田真一プロが実際に中古ゴルフショップで厳選した980円の中古フェアウェイウッド3本、そして、ステルスPLUS FWとの試打比較結果を取り上げました。
価格差で言うと、50~80倍ぐらいになります。
単純に飛距離だけを比べるとすれば、5~7万円で5ヤードほどの飛距離差を得るかどうかとも言えます。
フェアウェイウッドで飛距離重視ではない方は、980円のフェアウェイウッドで大幅にコストを抑えて、その分、ドライバーやアイアンに充ててみるのも良いかもしれません。