2022年のマスターズは、アメリカの若き新鋭、スコッティ・シェフラーが見事、メジャー初優勝を成し遂げました。
最後はまさかの4パットで、それまでの勢いあるゴルフから人間味も感じられて、劇的な幕切れとなりました。
≫ 【マスターズ優勝】スコッティ・シェフラーの感動の4パットがコチラです
そんなマスターズ、一躍、注目されたのがステルスPLUSドライバーです。
ステルスPLUSドライバーは、マスターズの注目選手が使用
選手が活躍していると、使用しているクラブに人気が集まります。渋野日向子が全英オープンで勝利した時も、PINGのG410 PLUSドライバーが爆発的な人気となりました。
そして、今回のマスターズで熱い視線が注がれたのは、テーラーメイドのステルスPLUSドライバーです。
優勝したスコッティ・シェフラーは勿論のこと、最終日に8アンダーという怒涛な追い上げを見せたロリー・マキロイ、そして、自動車事故からの復活を遂げたタイガー・ウッズなど、注目選手が揃って握っていました。
テーラーメイドの契約プロたちにも、ステルスPLUSドライバーは圧倒的な人気
ステルスは、テーラーメイドが2022年の新作として発売しているモデルです。
ドライバーにカーボンフェースが採用されたことで注目を浴びていて、テーラーメイド社も、これまでのチタンフェースから新たな時代に切り替わったと明言しているほど、力がこもったドライバーです。
テーラーメイドの公式サイトで、契約プロたちの使用ドライバーを見てみると、全員がステルスPLUSドライバーとなっています。
ステルスシリーズのドライバーは3タイプありますが、PLUS以外の2機種はプロに使われていません。
前々年・前年のSIM・SIM2では、MAXタイプを選択する選手もいましたので、今回のステルスシリーズでPLUSだけに集中している状況は、以前と明らかに違います。
ステルスPLUSドライバーは、上級者向け
ハードヒッターや中・上級者としては、タイガーやシェフラーと同じステルスPLUSドライバーを使いたいという方、多いと思います。
ただし、ステルスPLUSドライバーは扱いが難しく、上級者でもノーマルなステルスドライバーを選択するケースが多く聞かれます。
特に、今回のステルスシリーズは、前年のSIM2よりハードに仕上がっていると言われていますので、購入を検討される方は、事前に試打されて確認されることをオススメします。
なお、シェフラーと同じロフト角8.0°のモデルは、日本モデルでは提供がありませんが、USモデルでは提供があります。
USモデルは、日本でもフェアウェイゴルフUSAさんなどから購入することができます。
ステルスPLUSドライバーを検討されている方に、事前に読んでおいてもらいたい記事
テーラーメイドのステルスとキャロウェイのローグST。上の記事では、どちらが飛ぶのか?について、マーク金井氏がクラブの特徴などをもとに詳しく解説されています。
どちらにするか迷われている方、違いが分からない方にとっては、とても参考になる内容です。
ステルスPLUSドライバーは、扱いが難しいドライバーと言われています。相性が良いゴルファーや振り方もあり、逆に言えば、合わないゴルファーや振り方もあります。
上の記事では、ステルスPLUSドライバーに特化したNGな振り方について解説されています。
カーボンフェースの開発上の課題の一つに、ウェットなコンディションでのスピン性能が挙げられています。
上の記事では、実際に濡らして試打されていたり、可変スリーブの違いも試されています。
ステルスシリーズは、難しいと言われています。
上の記事では、その要因について、キャロウェイとSIM2の存在から触れられています。