キャロウェイのローグ2代目モデル、ローグSTシリーズ。
4機種ある中で、軽量モデルのMAX FASTを除いたMAX、MAX D、MAX LSの3機種について、3up CLUBさんの動画にて、じっくり試打して違いや特徴を解説されています。
ローグSTのドライバーで、どのモデルが良いか悩まれている方にとっては、とても参考になる内容になっていますので、詳しく取り上げてみます。
ローグSTのMAX・MAX D・MAX LSを打ち比べして徹底解説している動画
こちらが、ローグSTシリーズのドライバーを、3up CLUBのお三方が試打しながら解説している動画です。
試打されているドライバーは、以下の3機種で、軽量のMAX FAST以外となります。
- ローグST MAXドライバー 10.5°
- ローグST MAX Dドライバー 9.0°
- ローグST MAX LSドライバー 9.0°
特に注目したいポイント3つを以下にまとめました。お時間がある方は、ゆっくり動画をご覧頂いて、ご自分なりに感じ取って頂ければと思います。
ローグST MAXドライバーの試打・評価
- クラウンがフラットになって、投影が大きく見える。
- スピンが少なくて、飛び方が重い。
- 右に逃げていく感じがない。
- 慣性モーメントの効果か、直進性が高い。
ローグSTシリーズのスタンダードモデルにあたるローグST MAXドライバー。試打の様子を見ても弾道が安定しているのが印象的です。
ざっくりと、ステルスは飛ぶけど難しい、ローグSTはつかまって安定しているという評価が、実際に当てはまっているように感じられます。
ローグST MAX LSドライバーの試打・評価
- 顔はトゥが立った感じで、叩けそう。
- 他メーカーのロースピンモデルは、球がつかまらないが、ローグST MAX LSは低スピンだけどつかまる。
- フェード・ドローの打ち分けができて良い。
低スピンの強い弾道が出るタイプですが、その分、寛容性が下がるためか、弾道のブレ、打ちミスが見られました。
MAXではありますが、LSのため、操作性を持たせてあって、打点の違いが弾道に表れやすいようです。
それでも、ステルスPLUSドライバーのような右に滑る傾向は弱いように見えます。対抗馬としては、G425 LSドライバーあたりが該当するのではないかと思います。
ローグST MAX Dドライバーの試打・評価
- 構えた時にヒール側が落ちていて、ヘッドが回りそう。やさしい感じがする。
- 真にドローモデルで、右に滑る感じが無い。
- 他メーカーのつかまるクラブは、グイッとフックになるが、曲がらない感じがある。
ドローモデルと言うことで、右へのミスは出にくくなっています。とは言え、スライサーがドローを打てるほどのバイアスではないようです。
ややつかまって、右にも左にも曲がり難いドライバーという位置づけだと思います。
3機種の違い・総合評価
- 前年のEPIC SPEEDに当たるクラブは、今回のローグSTには存在しない。
- ローグSTは、寛容性を持たせる方に振れている。
- 一般の方にとってやさしいクラブに仕上がっている。
- テーラーメイドのステルスは、ステルスHDまでしか扱えなくても、キャロウェイのローグSTは、ローグST MAX DとローグST MAXも扱える。
まとめ
ローグSTシリーズのMAX、MAX D、MAX LSの3機種について、特徴などを取り上げました。
基本的にはローグST MAXドライバーで検討して、低スピンにしたい、操作したい方は、MAX LS、右へのミスを少し抑えたい方は、MAX Dを試されると良いと思います。
思い切りスライサーでスライス改善したいという方は、ローグSTではなく、ローグST MAX Dドライバーで試してみて、あまり改善されないようでしたら、ライ角設定でドローにすることができます。