キャロウェイのELYTE Xドライバーを、プロゴルファーが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
ELYTEシリーズの中で「X」はドロータイプのドライバーで、右へのミスを消したい方に注目のモデルです。
試打解説を踏まえつつ、ELYTE Xドライバーについて知っておきたい3つのポイントをまとめました。
ELYTE Xドライバーを、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがキャロウェイのELYTE Xドライバーを、プロゴルファーが試打して、感想を述べられている動画です。
試打クラブはロフト10.5°、シャフトは純正VENTUS GREEN Sです。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① ヘッド形状から、上がりやすさ、つかまりが感じられる
▼左がELYTE、右がELYTE X
ノーマルモデルのELYTEと比べると、ELYTE Xはヘッド体積こそ460ccで変わりませんが、後方が長く取られていますので、構えた時に安心感があります。
球を拾ってくれるイメージを与えてくれますし、実際、ノーマルモデルよりもドローモデル(ELYTE X)の方が高弾道で飛ばしやすくなっています。
ノーマルの方はトゥが逃げている(逃げ顔)。ELYTE Xの方が見た目はやさしい。
フェースラインも、ELYTE Xはドローモデルだけあってトゥ側が逃げ顔になっておらず、構えた時にトップラインがより真っすぐに見えます。全体的にオフセット気味で、左を向いているようにも見えますので、つかまりの良さが伝わってきます。
ポイント② ヘッドスピード45m/s以下向け
ヘッドスピードが45m/s以上あると、使いづらいと思う。
ヘッドスピード45m/sの人には完璧。35m/sとか38m/sの人は難しい。
対象ゴルファーとしては、ヘッドスピードが速すぎず、遅すぎずと評価されていて、40~45m/sぐらいの方がフィットしそうです。
ヘッド形状からしても、ドローバイアスのつかまり顔のため、アスリートゴルファー向けではありませんし、ヘッドスピードが速い方向けでもありません。
その意味では、アベレージゴルファーで右への不安がある方がコア層と言って良いでしょう。
DIを挿すと良さそう。
1つ興味深かったのは、シャフトの組み合わせの話です。
DIとは恐らくツアーAD DIのことを指していると思われまして、これは先が動かないフェード系のシャフトです。
ドロー系ヘッドにフェード系シャフトを合わせることで、簡単に言えば±ゼロ。つかまりと寛容性はヘッドに任せて、あとはフェード系シャフトで思い切り叩くという打ち方です。
実際、石川遼もELYTE Xドライバーを使用していますので、アスリートゴルファーで逃がしながら叩くスイングを試してみたい方にも良さそうです。
ポイント③ 調整機能が充実
キャロウェイのドライバーは、今回、軽量タイプのELYTE MAX FASTドライバーにも可変スリーブが搭載されていて、調整機能がどのモデルでも充実しています。
カチャカチャがあるから対象ゴルファーは幅広い。
スコア120ぐらいの人、女性でも、全然大丈夫。
特に、ELYTE Xドライバーはヘッド後方にウェイト調整機能が搭載されていて、さらにドローバイアスに重心切替を行うことができます。
加えて、オプションでウェイト重量を変えることができ、重たくすると10Kになることが公式サイトで言及されています。
ドローの切替については、オプションでウェイトを購入する必要はありませんが、工具として専用トルクレンチが必要になります。
従来は付属していたようですが、ELYTEシリーズではトルクレンチは付属しませんので、可変スリーブの切替も含めて、調整機能を使いたい方でトルクレンチをお持ちでない方は、Amazonや楽天で購入が可能なため入手しておきましょう。
ELYTE Xドライバーの最安値
ELYTE Xドライバーについて、純正VENTUS GREENシャフトのモデルで最安値を調べてみました。
- 楽天:97,020円(さらに、28,000円引き)
- Amazon:107,800円(さらに、10,000円割引き)
楽天の方が出品額、追加の値引き額は大きいものがありました。上述のケースでは実質7万円を切りますので、かなりお得に買えそうです。