PINGのG440アイアンを、試打ラボしだるTVにてプロゴルファーとクラフトマンが試打して、特徴や適合ゴルファーについてyoutubeで解説されています。
ブレないから飛びにフォーカスしたG440シリーズの中で、アイアンはどのように変わったのか、プロたちの試打解説を踏まえつつ、G440アイアンについて知っておきたい3つのポイントをまとめました。
G440アイアンを、プロゴルファーが試打解説している動画
こちらがPINGのG440アイアンを、プロゴルファーとクラフトマンが試打して、感想を述べられている動画です。
動画では5番(22°)と7番(29°)の2種類を試打されていて、前作に当たるG430アイアンやiシリーズアイアンとの違いについても触れられています。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント① 番手の種類・ロフト設定が変わった
▼番手とロフト角の比較
番手 | G440 | G430 |
---|---|---|
4番 | 19° | 19° |
5番 | 22° | 22° |
6番 | 25.5° | 25.5° |
7番 | 29° | 29° |
8番 | 33° | 33° |
9番 | 37° | 37° |
PW | 42° | 41° |
45 | 45° | |
UW | 47° | |
50 | 50° | |
52 | 52° | |
54 | 54° | |
56 | 56° | |
58 | 58° |
PINGはあまりスペックを変えてこないメーカーですが、今回はドライバーにも手を入れていて、アイアンは大きく変わりました。
まず、番手のラインナップがG430では11種類でしたが、G440では10種類となっています。
6~9、PWまでの5本セットで購入される方にとっては、PWが1°寝ただけですので影響は小さいと思いますが、アイアンと同モデルのウェッジを使いたい方にとっては、ロフト設定がかなり違いますので、番手による飛距離レンジの捉え方も変わってきます。
G430アイアンはウェッジが多過ぎるという声がありましたので、基本的にはこの仕様変更はメリットとなる方が多いと思います。
ポイント② ロングアイアンは長尺化
▼長さの比較
番手 | G440 | G430 | 差 |
---|---|---|---|
4番 | 39.25″ | 38.88″ | +0.37″ |
5番 | 38.5″ | 38.25″ | +0.25″ |
6番 | 37.75″ | 37.63″ | +0.12″ |
7番 | 37″ | 37″ | +0″ |
ウェッジのロフト設定が変わった話をポイント①で触れましたが、長さも変更が入っています。
7番以下は同じですが、4番・5番・6番で長尺化されていて、上の番手になるほど、違いは大きくなっています。
PINGのG440でのコンセプトはブレから飛びにシフトしていて、ドライバーも45.75インチから46インチに長尺化しています。
ロング・ミドルアイアンについても、理由の言及は有りませんが、長尺化による飛距離アップを狙ったと考えられますし、実際、長尺化とはそのように作用します。
セット販売では6番か7番からが多いと思いますので、影響を受けるのはロングアイアンだけやさしいGシリーズを検討される中・上級者の方かもしれません。
ポイント③ シャープになって構えやすい
▼左がG440、右がG430
G440シリーズは、軽量化による低重心化を図ることで、低重心にしてスピン量を抑え、飛距離アップを図っています。
アイアンについても同じ設計思想が採用されています。
フェース形状も変わっていて、ネック寄りのフェース高がG440アイアンでは抑えられています。
その分、構えた時にネック側のボテッとした感じがなく、シャープですっきりとした印象を与えてくれます。
G430アイアンとは構えた時の印象が変わりましたので、見え方を重視される方は実際に手に取ってみて、構えやすいと感じるか、心細さを感じるか、体感されてみると良いでしょう。