2025年は、テーラーメイドからQi35、キャロウェイからELYTE、PINGからG440が発売となっています。
この3シリーズのスタンダードタイプのドライバーについて、GDOのYouTube企画にて計測試打して比較されています。
打ち比べ比較の内容を踏まえつつ、Qi35、ETLYTE、G440のスタンダードタイプのドライバーの違いについてまとめました。
Qi35、ETLYTE、G440 MAXドライバーを比較試打している動画
こちらがテーラーメイドのQi35ドライバー、キャロウェイのELYTEドライバー、PINGのG440 MAXドライバーを比較試打して、感想を述べられている動画です。
3メーカーで開発コンセプトが異なるから、その特徴・弾道にも違いがあります。
特に注目したいポイントについて、以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などもじっくり確認してもらえればと思います。
球が上がりやすいのはG440 MAXドライバー
球の上がりやすさについては、G440 MAX > Qi35 > ELYTE の順で評価されています。
実際、G440シリーズとQi35シリーズは開発テーマが偶然にもほぼ同じです。深重心を保ちつつも、ヘッドの更なる軽量化により低重心化を進めました。
その意図するところは、低重心化により高打ち出し、低スピンに磨きをかけ、飛距離を伸ばそうというものです。
ゴルファーそれぞれでヘッドスピードやスイングタイプにより、最適な打ち出し角、スピン量は異なりますが、それでも高打ち出しを求める方にとっては、G440 MAXドライバーはオススメです。
つかまりが良いのはELYTEドライバー
つかまりの良さについては、ELYTE > G440 > Qi35 の順で評価されています。
ELYTEは、これまで2代続いたパラダイムを終え新シリーズとなったため、全くの未知数のドライバーです。
この3モデルの中では、最もつかまりが良く、強い球が出やすいと評価されています。
なお、比較されている3モデルは全てスタンダードタイプで、ELYTEとG440に関しては、別にドロータイプが存在します。
右へのミスを消したい方は、ELYTE Xドライバー、G440 SFTドライバーを検討されることをオススメします。
特にG440 SFTドライバーは、ドローの調整が2段階になっていて、デフォルトよりも強めることができます。
右への不安が大きい方、明らかに弾道が右に偏っている方は、G440 SFTドライバーから検討されることをオススメします。
まとまりが良いのはQi35ドライバー
ここまで、球の上がりやすさ、つかまりの2つの視点で取り上げました。
全体的なまとまりと言う点では、Qi35ドライバーを評価されています。
Qi35ドライバーは、前作のQi10ドライバーと比べると、寛容性、球の上がりやすさ、低スピン性能が進化しています。
もともとアスリート志向の強いメーカーではありますが、寛容性が上がったことで、アベレージゴルファーも検討可能なドライバーとなっています。
G440 MAXドライバーも優れていますが、今作では標準シャフトが長尺化され46インチとなっています。特にこれまで45.5インチを使っていた方は、長さの違いが気にならないか、実際に試打してみることをオススメします。
