テーラーメイドの2022年の新作「ステルス」が、有名試打者の間で、飛ぶ飛ぶと話題になっています。
気になるのは、大人気だった前作のSIM2、そして、好評価のステルス、どちらが飛ぶのかです。
この点について、なんとヒロミがテーラーメイドから送られてきたクラブで面白い打ち比べをしていますので、取り上げてみました。
購入を検討されている方は、是非、事前にご覧頂くことをオススメします。
ヒロミが、SIM2とステルスを試打
ゴルフ番組をしていることから、テーラーメイドとお付き合いがあるというヒロミ。
テーラーメイドからステルスのドライバー2本が送られてきています。
購入ではなく提供されているように見えますが、開封時点から中々辛辣なコメントで、こちらがオドオドしてしまいそうなぐらい忖度がありません。
練習場に移動して、現行エースのSIM2 MAX Dドライバーと、送られてきたステルスドライバー、ステルスPLUSドライバー、ステルスフェアウェイウッドを試打されています。
注目したいポイントが4つありましたので、順に取り上げますが、お時間のある方は動画をじっくりご覧頂いて、ご自身で感じ取って頂ければと思います。
SIM2とステルスは、シャフトの違いが大きい!?
試打の結果、大きな違いが出たのは、つかまり度合いです。
SIM2 MAX Dドライバーの方は、240ヤードぐらい飛ばしています。
シャフトのポジションを同じにして、ステルスドライバーを試打したところ、まず、ワッグルした段階でSIM2のシャフトよりも柔らかい点を指摘されています。ちなみにシャフトは純正のSフレックスです。
そして、実際に試打してみると、ステルスドライバー、ステルスPLUSドライバー共に、スライスが出ています。
ヒロミのスイングは、トップが浅めに見えますので、シャフトが柔らかいと、スイング後半でシャフトのねじれが戻りきらず、フェースが開いたままになっている可能性があります。
これは、ステルスのシャフトが良い悪いということではありません。ゴルファーそれぞれで、最適スペックが異なりますので、フィッティングやシャフト選びの話になります。
面白のは、シャフトを入れ替えた次の試打です。
シャフトを入れ替えると、スライスは出なくなる!
▼シャフトを交換するところ(8:14頃)から再生されます。
ステルスは飛距離が出るが、スライスも出ています。そこで、シャフトの柔らかさに原因がありそうだということで、SIM2とステルスのシャフトをお互い入れ替えて試打しています。
その結果、ステルスは真っすぐ飛び、SIM2はスライスが出るという、期待?予想通りになりました。
スライスが出てしまうのは、ステルスのヘッドに問題があるわけではなく、ヒロミにとっては、シャフトが原因だということが良く分かる試打です。
テーラーメイドのドライバーを何本か持っている方は、SIM2とステルスに限らず、シャフトを入れ替えてみると良いですね。
飛距離は、ステルスの方が5ヤード飛ぶ!
SIM2のシャフトをステルスに挿してみたところ、スライスが消えただけではなく、飛距離は250ヤード出ています。
飛距離アップは、5ヤードと動画の中で述べられています。
SIM2 MAX Dドライバーとの比較で言えば、ステルスは確かに飛距離が出ていますので、250ヤード前後の飛距離の方は、十分、飛距離アップの可能性がありそうです。
一つ注意しておきたい点として、下記記事でも取り上げましたように、ステルスシリーズが合うゴルファー、合わないゴルファーがいますので、自分がどちらのタイプかは予め把握した上で、試打・検討をされることをオススメします。
打音の違いにも注目
ステルスで気になるのは、カーボンフェースになったということで、打音と打感です。
これらの点については、動画の中で振れられていませんが、打音については、屋外での試打ということで、確認することができます。
まず、ステルスのカーボンフェースですが、音だけ聞いていれば、チタンフェースだと言われても全く分かりません。
SIM2と比べると、ステルスはやや音がこもっていて、SIM2の方が金属的な爽快で高音の響きが感じられます。
比べれば、SIM2の方が好みと言う方が多いように思いますが、ステルス単独で言えば、打音は決して悪くはなく、殆どの方が満足されるのではないかと思います。
まとめ
今回、ヒロミの試打動画は、シャフトを入れ替えて、同じ条件で試打されていますので、とても参考になる内容になっています。
特に、純正シャフトの違いについては、SIM2からステルスへの買い替えを検討されている方には、貴重な情報です。