ステルスグローレシリーズから、グローレ融合モデルとしては初となる調整機能付きとなる「ステルスグローレPLUSドライバー」が発売されています。
重たいシャフトもラインナップされていて、シャフト交換も可能なことから、これまでのヘッドスピードが遅めのゴルファーだけでなく、中・上級者に至るまで対象ゴルファーとなっています。
実際にステルスグローレPLUSドライバーを自腹で購入したプロゴルファーの話が興味深かったので取り上げます。
プロがステルスグローレPLUSドライバーを購入した理由・感想を伝えている動画
こちらがステルスグローレPLUSドライバーを岩男健一プロが購入して、試打しながら感想を述べている動画です。
普段はM6ドライバーを使われているとのことで、テーラーメイドのモデルとしては寛容性が高いタイプを使用していて、アマチュアゴルファーの方でも被る方もいると思います。
ステルスグローレPLUSドライバーに関する話を踏まえつつ、特に注目したいポイントを以下に詳しくまとめました。お時間のある方は、動画をゆっくりご覧頂いて、打音や弾道などをじっくり確認してもらえればと思います。
ポイント①:ステルスグローレPLUSドライバーを購入した理由は、飛距離ではなく、右への滑りを無くしたいため
右に滑るミスをカバーしたいということで買ってみた。
ステルスグローレPLUSを購入した理由について、飛距離性能ではなく、右に滑ってしまうミスを防ぎたいとのことです。
グローレ融合モデルは、Mグローレ、SIMグローレ、ステルスグローレの3機種ありますが、全てドローバイアス設計になっています。
過去のモデルはスライサーからの評価が高く、つかまりが良い事でも知られています。
実際、岩男健一プロが打ってみると、フックの弾道が出ていて、つかまりの良さが分かります。
PLUSの方はハードスペックで、つかまらないという話も聞こえていますが、実際にはステルスやM6などと比べると、つかまりの良さがありますし、構えた感じも右に飛び出していきそうなイメージは受けません。
ポイント②:カーボンフェースは球が上がりにくい!?
岩男健一プロは、ステルスを試打した時に、球の上がりにくさを実感されたとのことです。
カーボンフェースについては、軽量化だけでなく、表面ポリマーの効果で、スピン量を抑える働きがあるのではないかという意見もあります。
ロフトを上げると、見え方が嫌いということで、逆にロフトはそのままにクラブヘッドをステルスグローレPLUSに変えて、カーボンフェースに対して対応したという形になっています。
こちらの動画でも、ステルスとSIM2の反発係数を計測した結果が動画で紹介されていて、ステルスの反発係数が不思議な値となっています。
これまでの常識や捉え方では、フェースの性能を測り切れていない可能性があります。
ステルスは難しいとも言われていて、その大きな理由の一つが、カーボンフェースの低スピン・球の上がりにくさにあるのかもしれません。
ステルスグローレはステルスHDよりも扱いやすいと言われていますので、ステルスが合わなかった方にとっては、試して見る価値がありそうです。
ポイント③:シャフトをDiamana BF 60Xに変えると、中・上級者向け
シャフトを純正のSPEEDER NX SからDiamana BF 60Xに変えてみると、弾道の変化として、フックが抑えられています。
「みんな大丈夫なの?」と思っている
岩男健一プロは上記のように述べられていて、やさしいと言われているグローレのモデルの割に、シャフトを変えるとハードスペックになる点を指摘されています。
ただ、ツアープロで使っている選手はいないとのことで、そこまでのモデルではないが、中・上級者向けとのことです。
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