自らクラブ契約フリーの立場に身を置いて、ゴルフ系ユーチューバーとして活躍している横田真一プロ。
中古ショップで実際に売られているクラブの中から、横田真一プロが名器と認めるユーティリティを紹介している動画が興味深かったので、取り上げてみます。
中古ショップで売られている激安の名器ユーティリティを紹介する動画
こちらの動画では、中古ショップに横田真一プロが足を運んで、名器のユーティリティを探して実際に購入しています。
ユーティリティは、ドライバーやアイアンと比べるとモデル数が多くはありませんが、その分、アスリートゴルファー向け・アベレージゴルファ向けといった明確なライン分けが無いメーカーも多いです。
メディアでも試打特集や解説が極端に少ないため、意外と選び方が難しいという声が多く聞かれます。
動画の中で名器として紹介されているユーティリティ3本を以下にまとめました。名器=過去モデルのため価格が安いので、気になるクラブがあれば、是非、試してみてください。
訪れているのは、ゴルフパートナー新橋日比谷口店
動画の中で訪れている中古ゴルフショップは、実際に訪れてみたいという方もいるかと思いますので、所在地、特徴などを紹介しておきます。
お店は港区にあるゴルフパートナーの新橋日比谷口店でして、新橋駅から1~2分の距離にあります。駅前と言っても良いぐらいの好立地で、会社帰りにも寄りやすいアクセスの良い店舗です。
動画では間口が小さく見えるかもしれませんが、店舗は3フロア、試打室・弾道計測機あり、クラブ本数3,000本以上の充実っぷりで、中古ショップでは珍しくレディースクラブの取り扱いもあります。
営業時間が平日11時~20時、土日祝日11時~19時で、休日でも営業開始が少し遅めですので、この点だけご留意ください。
横田真一プロが名器と呼ぶユーティリティ3本まとめ
PING G410・G425ハイブリッド
PINGのGシリーズ、G410とG425のハイブリッドです。
面はG425の方が良いと述べられていましたが、選んだのはG410の方の3番(19°)と4番(22°)です。
現在、i210アイアンを使っていて、4番アイアンで良い球が打てているとのことですが、4番ユーティリティの22°がかなり球が上がりそうと述べられていて、置き換えて使うことを検討されているようです。
ちなみに、G410とG425で、特徴も性能も大きな違いは無いと言われていますので、コスパを考えるとG410の方が1世代前の分、かなりお得です。
強いて違いを挙げるとすれば、G425の方が高MOIで扱いやすいこと、そして、7番34°があることです。
<横田真一プロの動画内での評価>
- 19°でも上向いて見えて、関心感がある。
- スリーブを反対に回すとフラットになるのが良い。テーラーメイドは逆。
PING G400ハイブリッド
これは横田真一プロが選んだものではありませんが、筆者としては、更に前のG400ハイブリッドもオススメしておきたいモデルです。
G400ハイブリッドは、G410・G425と違って可変スリーブが搭載されていません。
ロフト角・ライ角の調整ができませんが、可変スリーブが無い分、より最適重量配分されていて、ネックがすっきりしていて構えやすいというメリットがあります。
併せて価格は更に安くなりますので、調整機能が不要と言う方は、G400ハイブリッドも含めて検討してみてください。
ミズノ SURE DD MI
SURE DD MIは、製造メーカーがミズノですが、ゴルフパートナーとの共同開発のゴルフクラブです。
小売店との共同開発と聞くとトーンが下がる方もいるかもしれませんが、横田真一プロが名器と呼ぶように、打ちやすい特徴が2つ備わっています。
一つ目はクラブ長さです。3種類ある番手全てが同じ長さのワンレングス仕様で、7番ユーティリティや5番アイアンと同じ38.25インチに統一されています。
番手によって構え方やスイングを変えなくて良い!
メーカーによっては、ワンレングスでもライ角がフローしていて、実際には同じスイングで扱えないものがあります。
その点、SURE DD MIは、ライ角も統一されているため、全番手で同じ構えができ、同じスイングで振ることができます。
二つ目は、独特なソールデザインです。SURE DD MIのソールは一般的なユーティリティと大きく異なっていて、船底のような形状になっています。
出典:golfpartner
いろいろな傾斜でも、ソールの座りが良く、不安定なコンディションでも構えやすくなっています。
<横田真一プロの動画内での評価>
- 桑原克典プロがユーティリティで良い球を打つ。
まとめ
横田真一プロが実際に中古ゴルフショップで選んだ名器の中古ユーティリティ3本を紹介しました。
いくら名器であっても、次々とニューモデルが出てくるゴルフ市場では、古ければ古いほど価格は下がり、反対にコスパは上がります。
目新しいニューモデルよりも、時の評価を受けた名器を選ぶことで、ハズレの少ない・懐に優しいゴルフクラブ選びができます。